男子テニス、エイゴン選手権、シングルス準々決勝。リターンを狙うマリン・チリッチ(2017年6月23日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子テニス、エイゴン選手権(AEGON Championships 2017)は23日、シングルス準々決勝が行われ、 大会第4シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)は6-4、7-5でドナルド・ヤング(Donald Young、米国)に勝利し、同大会で通算4度目の4強入りを果たした。

 今大会では第1シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)、第2シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)、第3シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)が早々と敗退し、生き残っている最上位のシード選手チリッチは、2012年大会以来の同大会制覇に近づいた。

 2013年大会でも決勝に進出した実績を持つチリッチは、ヤングに攻め込まれる場面があったものの、11本のサービスエースを繰り出すなどして、2014年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2014)覇者の意地をみせた。

 世界ランク7位のチリッチは、準決勝でギル・ミュラー(Gilles Muller、ルクセンブルク)と対戦する。ミュラーは6-4、7-6(7-5)でサム・クエリー(Sam Querrey、米国)を退け、初の大会4強入りとなった。

 今季はキャリア初タイトルを含むツアー2勝を記録している34歳のミュラーは、世界ランキングも自己最高の26位まで上昇し、芝のコートではこれで7試合連続で白星を記録。ビッグサーブを存分に発揮して前週のリコー・オープン(RICOH Open 2017)で芝を制したように、2010年大会覇者クエリーにその威力を見せつけた。

 第6シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)は、ロシアのダニール・メドベデフ(Daniil Medvedev)を6-3、3-6、6-3で下し、準決勝に駒を進めた。

 メドベデフが試合前のウオームアップで肩を痛め、しばらく治療を受けてからプレーを開始したのに対し、2014大会覇者ディミトロフは、第1セットで5ゲームを連取するなど難なくセットを先取。自身3度目のATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals)出場に向け、調子を上げている。

 もう一つの準々決勝では、スペインのフェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez)が2時間27分の激闘の末に、ウィンブルドン元ファイナリストのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)を7-6(7-5)、6-7(1-7)、7-5で撃破し、前週のメルセデス・カップ(MercedesCup 2017)に続いて同カードを制した。

 2014年大会決勝でディミトロフに敗れているロペスは、そのリベンジに加え、前週のメルセデス・カップ決勝でリュカ・プイユ(Lucas Pouille、フランス)に屈したのに続き、2週連続の決勝進出を目指している。
【翻訳編集】AFPBB News