20日、日本を訪れた中国人がこのほど、旅行でのハプニングの様子を自身のブログでつづった。

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2017年6月20日、日本を訪れた中国人女性がこのほど、旅行でのハプニングの様子を自身のブログでつづった。

泊まったホテルのすぐ側に神社があった。ここから私の旅は厳かにスタートした。入ってみると、日本の神社は住宅と隣り合わせだということに気付いた。敷地にはお墓もある。すぐ横には学校がある。お墓と隣り合わせでもまったく平気なようで、中国とはずいぶん風習が違う。なんとなく怖くなって、そそくさと後にした。

五重塔は修理中だったが、靴を脱いで上ることができた。塔の中では写真撮影は禁止。罰が当たる。こういうところは日本も中国も同じ感覚だ。塔を上る時、おばあさんが3人先にいて話していた。私を先に行かせて座らせようとしていて、その時に私を「かわいいね」と言ってくれているのに気付いた。格好が田舎っぽかったのか…いや、地味だったのだろう。それと、お世辞だったのだと思う。あまり考えず、その言葉を信じることにした。信じよう。

そして、観覧車にも乗った。高いところは怖いが、シースルーのゴンドラに乗ることにした。動き始めてすぐに「いつ降りられるだろう」と思いつつ、ゴンドラの中で身動きひとつしなかった。目に入る夜景はなかなかのもので、無心のまま眺めた。身じろぎせずいると、ゴンドラが揺れるのに気づく。自分が揺れているみたいに感じた。その間、友達は写真を撮っていた。

トイレに行き、一回りしながら歩いて戻っていくと、友達の姿が見えなくなってしまった…。どうしよう。通りかかった人にカタコトの日本語で聞いたが無駄だった。その場からあまり離れないようにしながら探すことにした。Wi−Fiは私が持っていたので、友達に微信(WeChat)でメッセージを送っても受け取れない。ぼうぜんとしたが、冷静になってみると国際電話はつながるはずだと気づき、電話をかけた。

予想通り、友達は私がもう山を下りてしまったと思い込み、ふもとで私を探していた。「はぐれた時は遠くには行かず、その場で待つようにするものよ」と叱らないと、と思った。大人でも子どもでも、旅ではぐれたら危険な場合を除いてその場で助けを待つようにし、不用意に移動しない。居場所がつかめなくなるから。

ふもとで落ち合ったとき、携帯から警報音がし始めた。周りの人たちも同様だった。画面を見ると、「地震」の2文字。無意識のうちに避難場所を探した。地震が起きたのは実は鳥取県で、かなり遠かったのだが、その場では避難することで頭がいっぱいになり、逃げ場を求めてきょろきょろと周りを見ていた。この日本の旅は、自分にとっては実に恐怖に満ちたものだった。(翻訳・編集/岡田)