中国人の消費意欲はもともと旺盛だが、日本社会では特に珍しい存在ではない「リサイクルショップ」に中国人の関心が向けられ始めたようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本を訪れた中国人旅行客が大手リサイクルショップを訪れた際の感想を紹介する記事を載せた。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国人の消費意欲はもともと旺盛だが、日本社会では特に珍しい存在ではない「リサイクルショップ」に中国人の関心が向けられ始めたようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本を訪れた中国人旅行客が大手リサイクルショップを訪れた際の感想を紹介する記事を載せた。
 
 中国人が訪れたリサイクルショップは免税店であり、宿泊したホテルから近かったため、好奇心もあって入店してみたようだ。記事は、まず「リサイクル品」というのは骨董品と同じではないと説明。なぜなら中国では骨董品を扱う店や「二手品」という、中古品を扱う店はあるが、日本のリサイクルショップのように未使用の古い品物や在庫処分などのために新品の物も含めた「リサイクル品」を幅広いジャンルで取り揃えて販売する店を見かけることはない。
 
  中国人旅行客の間でも、高級ブランドを扱う中古リサイクルショップは知られているが、日本には広い店舗で家電製品や食器、衣類、ブランド品、貴金属や楽器など、様々な商品がリサイクル品として販売されていることに驚いたようだ。
 
 この中国人が注目したのは、日本を訪れる中国人の間で人気が高まっている鉄器の急須や鉄釜で、こうしたものは骨董の価値もあるので目利きのある人にとっては魅力的なものに映るのだろう。また陶器の花瓶やつぼも「日本製」であるだけでも価値を感じるようだが、九谷焼や深川焼といった焼物の産地まで加わり、絵柄も山水画など東洋のルーツを感じさせるものは中国人の好みにもしっくりくるようだ。
 
 他にも電子ピアノやエレキギター、カメラ、また貴金属や万年筆など、この中国人が関心を持った物を写真と共に紹介しているが、どの商品もしっかりとメンテナンスされ、新品と遜色ない状態で売り場に陳列されていることも、リサイクル品に好印象を与えているように思われる。記事いわく、日本の「中古」市場は成熟した買取や販売の基盤を持っているので販売されている商品も信頼でき、また正規の保証も付いているとし、ゆえに日本でリサイクル品を購入しても安心感があるとした。
 
 中国人旅行客の爆買いが失われていると指摘されているが、良い品を安く買うことができるリサイクルショップは今後、日本を訪れる中国人に人気のスポットになるだけのポテンシャルはありそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)