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Amazonをはじめとする企業などがドローン配達を始めるべく着々と準備を進めているなか、アメリカの連邦刑務所では過去5年間にわたってドラッグやポルノ、拳銃などがドローンによって違法に「配達」されていたことが判明しました。

Inmates fly mobile phones, drugs and porn into jail - via drone

https://www.usatoday.com/story/news/2017/06/15/inmates-increasingly-look-drones-smuggle-contraband-into-their-cells/102864854/



Drones keep dropping drugs and porn into prisons - The Verge

https://www.theverge.com/2017/6/18/15818224/drones-prisons-smuggling-contraband

ニュースメディア・USA TODAYが情報自由法に基づいてアメリカ司法省から入手した文書によると、連邦刑務所では過去5年間の間に携帯電話・薬物・ポルノ・銃火器などの禁制品が、ドローンを使って違法に持ち込まれていたことが判明しました。ドローンを使った違法な配達は確認されているだけで12回以上行われており、連邦刑務所だけでなく州立刑務所でも同様の事件が報告されているとのこと。

連邦法ではいかなる方法においても刑務所内に禁制品を持ち込むことが禁じられていますが、刑務所付近のドローンの飛行を取り締まる法律は存在しないそうです。ドローンの専門家は、「現行のドローン対抗技術では、危険物を持って刑務所に忍び寄るドローンの侵入を防ぐことは不可能」という見解を述べています。ドローンの法律制定の支持者でもあるアリゾナ州立大学法学部のトロイ・ルール教授は、「ドローンの民間機はより安価になりつつあり、簡単に操作可能で、十分なパワーを持っています。ドローンを使った犯罪が増えていることは、ドローンの潜在的な悪用方法に気付く人が増えたことを意味しています」と話しています。



By Colin.C.James

2016年にはドローンを使って薬物とポルノをアメリカの刑務所内に持ち込んだとして、2人の元受刑者が有罪判決を受けたのですが、警察によると、夜間に1回品物を刑務所内に運ぶと、成功報酬として6000ドル(約67万円)を得られる「ナイトミッション」が存在していたとのことです。アメリカのみならず、オーストラリアやイギリスでも同様の事件が発生しており、イギリスでは刑務所向けの密輸業者を取り締まるアンチドローン部隊が創設されています。