【ビデオ】ヘネシーが最高速度467km/hを誇る新型ハイパーカー「ヴェノム F5」のティーザーを公開
去る2014年、ヘネシー・パフォーマンスは「ヴェノム F5」と名付けられた新型ハイパーカーのレンダリング画像を公開した。これはロータスをベースとした最高速度270mph(約434km/h)を誇る「ヴェノム GT」の後継モデルであり、その最高速度は290mph(約467km/h)に達すると言われていたが、この数年はまったく噂を聞かなかった。だが開発は続いていたらしい。ヘネシーは今回、改めてヴェノム F5のティーザーを公開し、今年の後半には実車を発表すると宣言した。

このティーザー画像を2012年に発表されたレンダリング画像と比べて見ると、最終的に市販されるモデルも最初のコンセプトに近いことが分かる。しかし、細部には変更が加えられており、特にフロントのデザインが異なる。ミラーの形状が変わり、フロント・ガラスのすぐ下には2つの小さなベントが設けられた。リアの方が初期のレンダリング画像により近いが、テールライトはややワイドになったかもしれない。



他にもいくつか情報が明かされた。車名とその由来はもちろん変わらない。「F5」とは、風速261〜318mph(約420〜512km/h)のトルネードの等級を表しており、300mph(約483km/h)近くに達するという同車の最高速度がそれに当てはまるのだ。最初の画像が公開された当時は、最高出力1,400hpの7.0リッターV8ツインターボ・エンジンを搭載する予定だったが、それからかなりの年月が経過しているため、パワートレインは変更になったことも考えられる。

ロータス「エリーゼ」から車体の大部分を流用していたヴェノム GTと異なり、ヴェノム F5では全く新しいオリジナルのシャシーとボディが採用されているという。ヘネシーの創設者であるジョン・ヘネシーCEOは、このクルマを「洗練された、走る攻撃性」と表現している。また、ヴェノム F5は、同車のために設立されたヘネシー・スペシャル・ビークルズ部門が、テキサス州ヒューストンで製造を行うことになっている。

このクルマがまだ構想段階に過ぎないのではないかと思われた方は、シェルの潤滑油部門であるシェル・ルブリカンツが関わっていることにご注目いただきたい。どうやら、ヴェノム F5に何らかのレベルでサポートを提供しているようなのだ。シェル・ルブリカンツのマーケティング責任者を務めるパティ・ラニング氏は「この革新的ハイパーカーの製作とテストに関われたことは、ペンズオイル(シェルのオイルブランド)にとって絶好の機会でした」と述べている。同社は、ヴェノム F5の開発過程を記録した動画シリーズの作成にも協力している。今回公開された1本目ではヘネシーの歩みが簡単に紹介されており、この新型車の開発に関する漠然とした情報も盛り込まれている。今後も実車の発表に向けてさらなる動画と情報が、少しずつ明らかにされていくことだろう。



By Joel Stocksdale

翻訳:日本映像翻訳アカデミー