23日、韓国メディアによると、世界128カ国を対象に調査した「人生を選択できる自由」ランキングで、韓国が114位を記録したことが分かった。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真はソウル。

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2017年6月23日、韓国・京郷新聞によると、世界128カ国を対象に調査した「人生を選択できる自由」ランキングで、韓国が114位と低位だったことが分かった。

米国の非営利団体の社会発展調査機関が22日に発表した「2017社会発展指数」によると、韓国は100点満点中82.08点を獲得し、昨年と同様、調査対象の128カ国中26位を記録した。国内総生産(GDP)の規模を見ると、韓国は21位だった。これは韓国の生活の質が経済力のレベルに追いついていないことを表している。

社会発展指数が最も高い国はデンマークで、後にはフィンランド、アイスランド、ノルウェー、スイスが続いた。アジアでは日本(17位)が最も高かった。

韓国は栄養と基本医療、水と衛生などでは最上位レベルと評価されたが、寛容度、個人の自由と選択、個人的な権利などでは低い評価を受けた。特に「人生を選択できる自由」は114位と低かった。これは韓国の政治的状況や青少年の雇用問題など社会的な問題が影響を及ぼしたとみられている。

生物の多様性と生息地も101位と相対的に低かった。自殺率(119位)も深刻なレベル。表現の自由(54位)と言論の自由(52位)も他の項目に比べ低い評価を受けた。これは朴槿恵(パク・クネ)政府当時のメディアの雰囲気が反映されたものとみられている。

これについて、デロイト安進公共部門リーダーのユン・ヨンウォン氏は「韓国社会発展指数の停滞は韓国社会が直面している低成長、青年失業率および雇用問題などによる所得の不均衡などを傍証しているようで残念だ」と述べた。

韓国のネットユーザーから寄せられたコメントには「経済レベルと生活の質の差があり過ぎて笑える」と驚く声や、「昔から上の言うとおりに生きることを美徳と考えてきた国なのだから当然」と納得する声がある。

また、韓国社会に関して「選択肢は2つ。漢江に飛び込むか企業の奴隷になるか」「韓国は暮らしやすいよ。金さえあれば」「選択することは可能。でもその瞬間、路頭に迷うことになるというのが問題」「金持ちと財閥企業と上級公務員のための国。残りはみんな奴隷だ」「身分制社会に限りなく近い」などため息交じりのコメントも多くみられた。

その他「自由の基準が気になる」と指摘する声や、「李明博(イ・ミョンバク元大統領)と朴槿恵(パク・クネ前大統領)の10年間が韓国を台無しにした」と批判する声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)