入院中の祖母のため、愛犬を持ち込んだ孫(画像は『Shelbae 2017年6月12日付Twitter「My grandma is in the hospital right now and wanted to see her dog.」』のスクリーンショット)

写真拡大

入院中の祖母を元気づけたいと、孫の女性が祖母の愛犬を病院にこっそり持ち込んだ。子供のように可愛がっている愛犬を目にした祖母の容態はみるみる回復し、その翌日に退院することができるまでになったという。『Inside Edition』『Refinery29』や動物専門ニュースサイト『The Dodo』など複数メディアが伝えている。

米カリフォルニア州で動物看護師をしているシェルビー・ヘニックさん(21歳)の祖母ドナさん(79歳)は、治療に使った薬が体に合わず3日間入院を強いられてしまった。

入院中、ドナさんにとって最も気がかりだったのは愛犬パツィーのことだった。13歳になる老犬パツィーは生後2週間頃から飼われており、ドナさんはパツィーに哺乳瓶でミルクを与えるなどして愛情込めて育ててきたという。

子供のような存在の愛犬と3日間離れたことはこれまでになく、ある日シェルビーさんがドナさんの自宅近くを通りかかった時、母に呼び止められ「おばあちゃんが犬に会いたがっているから病院に連れて行ってやってくれないか」という相談を受けた。

そこでシェルビーさんと母は、パツィーを毛布で包み抱きかかえドナさんの病室まで連れて行くことにした。シェルビーさんがまるで人間の赤ちゃんのように胸元に抱くと、小さなパツィーは毛布の中にすっぽりと包まれた状態になり、病院内では誰もシェルビーさんが犬を抱えていると気付かなかったようだ。

本来、その病院では特別な訓練を受けているサービス犬以外の犬の持ち込みには特別な許可が必要だった。犬が清潔に保たれていること、またワクチン接種の有無などの最新情報が記入された書類を揃えなければならないところであったが、急なことゆえシェルビーさんはその書類を集めることはできなかったようだ。

シェルビーさんにとっては、犬を持ち込んだことが見つかって病院から出て行けと言われるのは最も避けたかったことだっただけに、リスクを犯しながらも見事成功したことに安堵した。そして久しぶりに愛犬に会うことができたドナさんはとても喜んだという。

その喜びがドナさんに強さを与えたのか、パツィーと会った翌日に容態は回復し帰宅することができたそうだ。シェルビーさんはこのように話している。

「医学的には、祖母の回復はパツィーとは関係ないのでしょうけど、それでも少しはパツィーは祖母が元気になる手助けをしたのだと思います。」

シェルビーさんがこの出来事をツイッターに投稿すると、55万以上の「いいね」が寄せられ、リツイートは13万超えとなった。ユーザーからは「私も祖父の病室に祖父の愛犬を連れて行ったわ」「私の祖母の場合も看護師さんが手伝ってくれて、犬との面会を許可してくれた。祖母は亡くなってしまったけど愛犬との面会は特別なものだったと思う」「ペットと患者の面会リクエストは病院側は許可すべきだよ」といったコメントが寄せられている。

画像は『Shelbae 2017年6月12日付Twitter「My grandma is in the hospital right now and wanted to see her dog.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)