3万円前後の激安ノートPC 最新2モデルの実力と用途、選び方と選び方

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最近 ノートPCの低価格化が、激しさをましている。
今夏も、ASUSとマウスコンピューターから激安なノートPCが相次いで発表された。

特徴は、どちらのノートPCも2〜3万円台と、格安スマホなみの低価格だ。

現在の若年層は、スマートフォンやタブレットで何でもできることから、ノートPCは必要ないと感じている人も多い。
しかし、一歩社会にでれば、まだ仕事ではノートPC。
そうした意味でも、PCメーカー製の低価格なノートPCが市場にある意義は大きい。
少ない予算でノートPCを入手し、扱うスキルを上げていけば、将来の自分への投資にもなるからだ。

とはいえ、格安スマホなみに安いノートPCで大丈夫なのか?
という不安もあるだろう。

そこで、ASUSとマウスコンピューターの激安ノートPCを比較してみた。

■タブレットのように手軽に使え、持ち歩けるノートPC - ASUS
ASUSの激安ノートPC「Vivo Book E203NA」は、11.6型モバイルノートだ。
ボディカラーは、スターグレー、パールホワイト、ペタルピンクの3種類あり、好きなカラーを選べる。
激安でも好きなカラーを選べるのは、かなり嬉しいポイントだ。

このモデルは、メモリーとストレージの違いで、2つのモデルが用意されている。
・2GBメモリー+32GBストレージモデル 2万9,800円(税別)  2017年6月24日より発売予定
・4GBメモリー+64GBストレージモデル 3万6,800円(税別)  2017年7月7日より発売予定

いずれのモデルも、CPUはIntel Celeron N3350 1.10GHz(最大2.40GHz/2コア/2スレッド)を搭載している。




CPU性能は同じなので、メモリーとストレージ量の差から利用目的が分かれる。
・2GBメモリー+32GBストレージモデル
こちらは主にインターネットのホームページを閲覧やSNS、メールのやり取りといった、コミュニケーションを中心にした使い方

・4GBメモリー+64GBストレージモデル
こちらは、 WordやExcelなどの作成、編集など、どちらかといえば、仕事を中心とした使い方。

ASUSの「VivoBook E203NA」は、は、タブレットのように気軽に持ち運べるノートPCだ。
そのために本体の重さも1kgを切る900gと軽量に作られている。
また本体サイズも 幅286mm×奥行き193mm×高さ16.9mmと、スリムだ。




「VivoBook E203NA」は、の注目ポイントは、180度まで開くヒンジだ。
画面を完全にフラットにできるので、タブレットのように手に持って画面を見せたり、机の上に置いて対面の人に見せたりすることもできる。
バッテリーの駆動時間は最長約7.6時間と、日中の移動でのバッテリー切れに悩まされる心配はないだろう。




■乃木坂46のCMでも話題の15.6型 大画面と4コアCPU ノート - マウスコンピューター
ASUSが携帯性を重視しているのに対して、使い勝手を重視しているのがマウスの「m-Book B503E」だ。
「m-Book B503E」は、画面15.6型の大画面ノートPCながら、直販価格3万9,800円(税別)の低価格を実現している。
乃木坂46のメンバーが出演する新しいTV-CMも話題となっているモデルで、1万4,000台の限定販売だ。




CPUはIntel Celeron N3450 1.1GHz(最大2.2GHz/4コア/4スレッド)、メモリーは4GB(最大8GB)、ストレージは120GB SSDとなる。
CPUのパフォーマンス、ストレージ容量も、ASUSの「VivoBook E203NA」を上回る。

本体サイズは377×259×32.5 (折り畳み時/ 突起部含む)、重さは約2.2kg(※付属品を含まず)と、15.6型ノートPCとしてはコンパクトだ。
バッテリー稼働は、満充電で約5.4時間。映画のストリーミング放送mは2本、半日はACアダプター無しでも使えそうだ。

「m-Book B503E」は、キーボードに特徴がある。
画面を開く同時に、本体後部が約4.8mmせり上がるギミックを採用しているのだ。
キーボード全体に自然な傾斜がつくことで、タイピング時の打鍵感を快適にしてくれる工夫なのである。




本体が大きいぶん、キーボードは、約18mmのゆとりあるキーピッチと、約1.8mmという深めのキーストローク(キーを押したときの深さ)を実現している。
さらにテンキー(数字を入力するのに便利なキー)を搭載しているので、仕事で表計算ソフトを扱う際の数値入力も素早くできる。
経理だけでなく、数値データの打ち込みが多い人のも役立ち宇だろう。時にも重宝しそうだ。




■豆知識:激安ノートPC購入時に注意すべきこと
激安には、何かしらの理由がある。
早い話、販売価格を抑えるために、高価なPCパーツは使えない。
しかし、性能や本体など、どこか妥協せざるを得ない。

一般にノートPCで価格に抑えるためには、真っ先にカットされるのがCPUパフォーマンスだ。
実際、今回紹介した激安ノートPCでも、どちらのメーカーも、CPUがIntel Celeronである。
ハイエンドノートPCに搭載されているCore i5やi7に比べると、処理能力はかなり低い。

3Dゲームや、HDや4Kなどの動画を編集などでは、力不足を感じるだろう。

しかし、インターネットを閲覧したり、仕事でOffice書類の作成や編集したりといった使い方であれば十分に満足できるだろう。





ITライフハック 関口哲司