日によって、朝すっきり起きられる時と、そうでない時があります。朝の目覚めが良いと、1日体調良く過ごせるものです。無理なく徐々に頭と体を目覚めさせていき、気持ち良く起きることのできる「自己覚醒法」をご紹介しましょう。

目覚めが良いと感じる理由

朝は得意ですか。朝はまだ体が眠っているようで、頭がぼーっとして働かないという人もいるでしょう。すっきりとした目覚めを感じるのは、浅い眠りから時間をかけて徐々に、頭と体が目覚めていった時です。逆に目覚まし時計で深い眠りから無理やり起こされると、頭と体はまだ眠った状態。とりあえず起きてみたものの、不快な気分と体のだるさが残りがちです。この調子の悪さは、1日中続いてしまうことも多いのです。

自然に目覚める「自己覚醒法」

1日すっきりと快調に過ごすためには、朝の目覚め方が大きく影響します。そこで朝の目覚めを自然に導く「自己覚醒法」をご紹介しましょう。自己覚醒法とは、眠りにつく前に「◯時に起きる」と自分自身に暗示をかけて、自然に体を目覚めさせていく方法です。人の体には時間感覚がそなわっており、「◯時に起きたい」と意識すると、希望の時間に合わせて体を覚醒していくことができるのです。

でもなぜ体が自然に目覚めていくのか不思議ですよね。その秘密は、副腎皮質刺激ホルモンにあります。通常、目覚める1時間ほど前から、体を活性化させるホルモンである「副腎皮質刺激ホルモン」が分泌され始めます。ところが「◯時に起きたい」と意識すると、より多くの副腎皮質刺激ホルモンが分泌されるようになり、さらには脳に流れる血液の量も増え、目覚めを迎えやすくなるのだそうです。

自己覚醒法の方法

海外では約50%の成人が実践していると言われる、自己覚醒法。徐々に体を目覚めさせる自己覚醒により起きると、朝から疲労感がなく、気持ち良く活動ができ作業効率も上がるそうです。逆に目覚まし時計を使い強制的に起きると、無理やり頭と体を目覚めさせるため、1日眠気が取れず、だるさを感じやすくなります。自己覚醒により起きる方法はとってもシンプル、寝る前に「明日は◯時に起きよう」と軽く意識してみましょう。

ただし強く願いすぎると、それが重荷となり眠りを妨げてしまうことも。起きることを負担に思わず、「起きれなくてもかまわない」くらいに思っておきましょう。念のため、目覚まし時計をかけておいた法がいいかもしれませんね。自己覚醒法は必ずしも、誰もがすぐにできるわけではありませんが、訓練次第で多くの人が実践できるようになるそうです。生活の質を上げるためにも、自己覚醒法を試してみませんか。


writer:Akina