OnePlusが先日リリースした「OnePlus 5」は、Snapdragon 835を搭載、メモリは最大で8GB、デュアルカメラ採用ながら、価格は479ドル(約5万3,000円)と驚異的なスペックを誇っています。しかし、それだけの高いスペックを有しているにもかかわらず、ベンチマークアプリで「ドーピング」を行っているのではないか、とする疑惑が持ち上がっています。

本来のパフォーマンス以上を発揮するよう設定されていた

指摘を行ったXDA Developersによると、少なくともレビュワー向けとして事前に配布されたOnePlus 5に、ベンチマークテストを操作し、わざと高いベンチマークスコアが出るような仕様が加えられていたそうです。
 
少なくともXDA Developersが確認したOnePlus 5は、ベンチマークテストが行われると、8コアであるSnapdragon 835のうち4コアが、常に最大周波数である1.9GHzで動くように設定されていたとのことです。もちろん、一般的にCPUは、最大パフォーマンスを常に発揮するわけではなく、一定期間の負荷が加えられると制御がかかるようになっています。
 
事実、この仕様をオフにした場合、最大周波数である1.9GHzとなった時間は、測定時間全体の24.4%に過ぎなかった一方、オンにすると95%が最大周波数のままでした。
 

 
もちろん、「最大パフォーマンスをユーザーに知って欲しいからこのような仕様を加えたのだ」とも言えるかもしれません。しかし、日常的な使用でこんなパフォーマンスは発揮できないことを思えば、ベンチマークスコアを参考にしてスマートフォンを検討しようとするユーザーに対して、ミスリードを誘っているとの誹りは免れないでしょう。
 
ただし、こうした疑惑に対して、OnePlusの共同創業者であるカール・ペイ氏は「OnePlus 5やOxygenOSは、ベンチマークアプリと高負荷のかかる3Dゲームアプリを同じように扱っているだけで、ベンチマークテストの際、画面の解像度を下げたり、オーバークロックしたりして、高スコアを出すといった不正はしていない」と反論しています。
 
 
Source:XDA Developers,PhoneArena
(kihachi)