ミランの10番をハメスに提示せよ! 本田に失格の烙印…伊メディア「この番号を相応しい選手に」

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ハメス獲得に向けて伊メディアが論説を展開、10番前任者たちに厳しい評価

 ACミランは来季に向けた補強策でレアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの獲得を目指しているが、ミラン専門ニュースサイト「milannews.it」はハメス獲得を推し進めるべきだという論説を展開。

 そして、日本代表FW本田圭佑が「10番」を背負った3シーズン半に厳しい評価が与えられている。

 記事では、ミランがハメス獲得の交渉を進めている現状を伝えているが、退団を表明している本田が付けていた「10番」をハメスに提示すべきだとしている。

「この瞬間、ミランは10番が空き番号になっている。アンドレ・シルバのミランでの冒険に与える選択肢もある。この番号は、近年ではボアテングと本田に渡されていた。この番号の威信と輝きを取り戻すためには、相応しい選手に渡さなくてはいけない。だからこそ、ハメスに提示するべきだ」

 本田と前任の元ガーナ代表MFケビン=プリンス・ボアテングが10番を着用した期間で、威信と輝きが失われていたと厳しい評価を与えられている。ハメスは、その栄光の背番号に相応しい存在だとして、獲得を進めるべきという論調だ。

シルバ獲得時に同じ代理人から売り込みか

 ミランはポルトガル代表FWアンドレ・シルバ獲得に至った交渉時に、ハメスと両者の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏からハメスの売り込みを受け、交渉をスタートしていると報じられている。

 契約満了によりフリー選手となる本田は、ミランのラスト2試合で直接FKでのゴールとキャプテンマークを巻いての出場という好印象を残したかに思われたが、トータルで見れば“10番失格”の烙印を押されてしまったようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images