ALOHA EVERYONE! ハワイ留学歴約10年、ヨーロッパ系アメリカ人と国際結婚した、コスモポリタンライター兼ヒップトレーナーのエイジェイ・ホリディです!

外国人の男性に恋をすると、英語力がアップする反面、意見や文化の違いから悩むこともあるはず。私も留学中にデートしていたアメリカ人の彼から「どうして気持ちをハッキリ伝えないのか」とブチ切れられ破局…という経験もありました。控えめと言われる日本人の私たちが、自己主張を当たり前とする彼らとすれ違ってしまいがちなのは当然のことなんです。

ということで今回は、現在進行形で悩んでいる人に向けて外国人の彼とのケンカしてしまいそうなときにも、"ポジティブ"に気持ちを伝えるコツをご紹介します!

では、Let's Start!

まずは、話し合える環境づくりから

欧米の多くの人は、日本のように「気持ちを察してあげる」という文化に慣れていません。だからこそ、しっかり自分から感情を表現しないと理解してくれないケースが多いんです。だからまずは、自分の気持ちを伝える練習から始めましょう! 普段の彼との会話の中で、遠慮せずに少しずつ感情表現を入れてみて♡

▶「I feel like I (always) have to wait when we go on a date.」

デート行く時、いつもあなたのこと待っているような…

「I feel like〜/〜と思う(感じる)」の表現。フォーマルではないけれど、普段感情を表現するには便利なフレーズなので是非使ってみて。ポイントは、括弧でつけた"always"を絶対に口にしないこと。「always/いつも」や「never/絶対〜ない」を文中に入れてしまうことによって、ケンカになる可能性大なので気をつけてね!

▶「I've been thinking maybe we could go to my favorite spot this time?」

思ってたんだけどさ、今回は私のお気に入りスポット一緒に行かない?

「I've been thinking maybe 〜/ずっと思ってたんだけど、もしよかったら〜」のフレーズ。例えば、デートに行く時に彼が行きたいところに出かけることが多くて、他に行きたいスポットがあれば、我慢せずに伝えるべき。「maybe」をつけることによって、柔らかい表現に♡

▶「I wanna get a new couch since it's getting old... What do you think?」

古くなってきてるから、新しいソファーを買いたいんだけど…どう?

「What do you think?/どう思う?」は、コミュニケーションをする上で、よく使われる表現。自己主張が強い欧米人は、意見を聞くことも多いので、曖昧に「I don' t know...?/ん〜わからない」と返答するのではなく、こういう時こそ、きちんとあなたの気持ちを伝えてみてね♡

愛情のある言い方で話し合う

会話の最後がネガティブなものよりも、ポジティブの方が素直に受け止められるもの。文中で、よくありがちな【ポジティブ→「but」→ネガティブ】の表現を使うのであれば、先にネガティブなこと→最後にポジティブな好印象をつけて、彼に感謝の気持ちを伝えましょう♡

▶「I saw some stains on the dishes. Maybe you can wash more carefully? But thanks so much for doing it for me :)」

お皿に汚れが残っていたの。もうちょっとしっかり洗ってくれる? でもいつもお皿洗いしてくれてありがとうね♡

もしこのセンテンスが「Thanks for doing the dishes for me, butI saw some stains on the dishes. Can you wash more carefully?」【ポジティブ→「but」→ネガティブ】だとしたら…。彼の反応はきっと「Why don't you do the dishes by yourself then? I was just trying to be nice./じゃあ、自分でお皿洗えば? 僕は良かれと思ってしていただけなのに」とケンカになりますよね。注意の仕方は、言い方が大切! 常日頃の彼への感謝は忘れずにね♡

▶「After you leave home, the room is (always) messy... no offense though.」

あなたが家を出た後ってものが散乱しているの。悪く言ってる訳じゃないけどね!

ポイントは「though/〜だけれども」を使って、相手の罪を軽くしてあげること。「no offense」はよく使われるフレーズなので覚えておくと便利! その代わりに「I'm just saying/ただ言ってるだけだけどね」でもOK。

Can you / You should より柔らかい表現で

「Can you〜?/〜してくれない?」や「You should (shouldn't)/〜したほうが(しない方が)いいよ」は、言いすぎると"上から目線"に聞こえてしまうことも。カジュアルにお願いしたり、提案したりしてあげるのはいいけれど、表現を少し変えるだで、もっと優しくポジティブに伝わるはず♡

▶「Do you mind getting groceries on the way home? I don't feel like leaving home right now.」

帰り道に食材買ってきてもらってもいい? 家から出たくなくて…。

「Can you〜?」の代わりに「Do you mind -ing?」を使うことで、上から目線でお願いするニュアンスから、相手を敬いながら頼みごとを聞く、優しい表現に。これなら彼も「いやだ!」なんて気を悪くすることはないはず♡

▶「Do you wanna clean the room with me instead of lying down in bed?」

ベッドにずっと横になってるんじゃなくてさ、一緒に部屋片付けない?

「You should clean the room instead of lying down in bed!/ベッドでグダグダするんじゃなくて、部屋でも掃除しなよ!」とストレートに強い口調で彼に言うよりも「Do you wanna~?」と質問形式で聞くことによって、柔らかい表現に。そうすると、彼も自然と「そうだね」と行動しやすいはず。

もしケンカしてしまったら、この解決法を♡

普段の彼との会話の中で、意見を交換しあえる環境が作れたとしても、ケンカになってしまうことももちろんあるはず。そんな時は、感情的にならず、まずは落ち着いてから問題点を解決していきましょう! そうすれば、後に引かない仲直りができるはず♡

▶「Just chill out so we can talk about it babe.」

落ち着いてよ、ベイビー。それから話し合おう!

言い合いが始まってしまっては、感情的になっても解決へは向かわない…。もし、彼が怒りが沈まない場合は、まずは落ち着かせてあげて♡

▶「So what were you trying to say earlier ?」

それで、さっき何を話そうとしてたの?

彼が落ち着いたら、あなたから彼が伝えようとしていたことを優しく聞いてあげて。一度言い合ったことは、話をそらそうとせずに、その場で解決するのが大切♡

▶「Okay I get it now. So how about I do the laundry and you do the dishes?」

オッケー、わかったよ。じゃあさ、お皿洗いしてくれない? 私その代わりに洗濯するから。

ここでポイントなのは「win-winのシチュエーション」を作ること。どちらかの言い分だけを聞いて、相手が我慢したら、きっとまたどこかでケンカの原因を作ってしまうはず。だから、お互いが理解し合って、2人の意見の中間点で問題を解決する。その譲り合いの優しさを忘れずに。共同作業ができるなら、一緒にするのがベストかも♡

【番外編】国際恋愛が上手くいく秘訣 #14

「自分の弱い部分を指摘してくれたら、彼に感謝する」

知り合ってから約9年…私がアメリカ人の主人と一緒に生活をし始めて気づいたこと。それは、私たちケンカをしたことがないんです(笑)。家族や知人からも、どうして「そんなに仲がいいの?」と聞かれることが多いですが、それはなぜかというと、お互いの "弱点" を遠慮なく言い合える関係にいるからなんです。
日本人の多くは「これ言ったら傷つくかな?」とか「これもその人の性格だから、そっとしておいてあげようかな」とか、相手のことを考えて控えますよね。でも、私のパートナーは、これでもかっ!というほど指摘してきます。普通だったら、言われた方は怒って「言い方考えろ!」ってなるようなことでさえ(笑)。でも、私たちは、指摘をそもそも指摘と思わず "ありがたいアドバイス" だと受け止めて、いつもお互いに感謝し合っているんです。
逆に、人生で「弱点を言ってくれるほど親身になってくれる人」って貴重ですよね! だから、何か頭にくることを彼から言われても、「言ってくれてありがとう」と感謝して、耳を傾けてみましょ! きっと2人の関係が深くなって、長続きしますよ〜♡

Remember, Love alone is worth the fight.

心から想っている彼となら、何だって乗り越えられますよ! 話し合いを恐れずに、ポジティブに積極的に彼とコミュニケーションをとりましょう。 

来週もお楽しみに。See you next time!

MAHALO!