22日、早朝の混雑する地下鉄駅で、サラリーマンたちを優先する出稼ぎ労働者に、ネット上から絶賛のコメントが集まっている。

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2017年6月22日、江蘇省南京市の地下鉄の駅が出勤する多くのサラリーマンで混雑している中、出稼ぎ労働者のグループがホームの端に集まって座っていた。江蘇ラジオテレビ局が伝えた。

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話を聞くと、出勤中のサラリーマンの邪魔にならないように、電車がすくのを待っているのだという。出稼ぎの仕事が終わり、これから故郷に帰るところだったが、大きな荷物を抱えており、自分たちの移動は後回しにしているのだという。「若い人たちは会社に急いでいるから」と話していた。

長距離バスのチケットはすでに予約してあり、彼らも早くバスターミナルに行きたいはずだが、それでも「迷惑になりたくないから」と他人を優先するその振る舞いに、ネット上では絶賛のコメントが絶えない。

「人に貴賤(きせん)はない。職業も同じだ。出稼ぎ労働者がいなければ、われわれの生活は成立しない」
「人の素養は職業や身分、出身地とは関係ないということを教えてくれる出来事だ」
「出稼ぎ労働者のリアルな言葉には深く考えさせられることも少なくない」
「底辺で生きる人たちだけど、実につつましく、誠意もある人たちだ」

「父親も出稼ぎに行っている。見下されたり、つらい思いをしたりしていないか心配だったけど、このニュースを知って、出稼ぎの子どもだということを誇りに感じた」
「教養のない出稼ぎ労働者を見下す人は少なくないが、彼らはもっと大事なことを身につけている」
「学歴はなくても、優れた素養は身につけられるということだ」
「学歴は高くてもひどい人はいくらでもいる。農民だからとばかにしてはいけない(翻訳・編集/岡田)」