起亜、激戦のコンパクト・クロスオーバーSUV市場に新型車「ストニック」を投入!

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ヒュンダイが新型コンパクトクロスオーバーSUV「コナ」を発表したのは今月14日のこと。それから1週間も経たない内に、傘下にある起亜は同じBセグメントに投入するスタイリッシュな「ストニック」を公開した。両社から新たにリリースされるこの2モデルは、ホンダ「HR-V」やトヨタ「C-HR」、マツダ「CX-3」、日産「ジューク」、そしてフィアット「500X」などのクロスオーバー車と競合することになる。画像を見たた限りでは、このセグメントの顧客が求める"ルックスと実用性"という2つの要素を、ストニックは満たしているように思われる。実車を確認するには、秋まで待たなければならないだろう。
ハンサムなクルマではあるが、コナやC-HRに比べると挑戦的な要素が欠けているように見える。フロントは起亜「スポーテージ」の縮小版、というより同社の「ソウル」のアップデート版とも言えるような見た目だ。大きな長方形をした目のようなヘッドライトが、起亜車の象徴的なデザインである"タイガーノーズ・グリル"の側に据えられ、バンパー下部の大型エアダム内部にはアクティブセーフティに対応したハードウェアが装備されている。



横から見ても、彫りの深いキャラクターラインやCピラーなどの特徴は、やはりスポーテージに似ている。樹脂製のクラッディングがホイールハウスやロッカーパネル周辺に用いられているところもスポーテージと共通だ。そしてコナと同様に、ストニックもルーフが別カラーとなるデュオ・トーンの選択が可能だが、ルーフ・カラーは1色に留まらず、5色の展開を予定している。つまり、ボディ・カラーとのコンビネーションで20種類ものバリエーションから選択できるというものだ。

リア部分も、他の起亜製SUVからの引用が見られる。U字を描くLEDテールランプは、その上部に車幅を強調するリフレクターが無いものの、スポーテージとよく似ている。程よいサイズのリア・スポイラーとバンパーに装着されたスキッドプレートを備えることも共通だ。ただし、ハッチゲートの下部がフラットではないので、これが荷室の使い勝手にどう影響するのか、興味深いところだ。



インテリアも起亜の特徴を引き継いでいる。大きくて見やすいボタンやノブに、これまた大きくはっきりと表示される計器類などだ。ボディ・カラーと合わせたアクセント・カラーが、ダッシュボードやコンソール、そしてシートのステッチに施されている。これらはダークな室内に明るさを加える簡単な方法だ。インフォテインメント・システムはAppleの「Apple CarPlay」やGoogleの「Android Auto」に対応し、フロント座席にはシートヒーターを装備、キーレスエントリーシステムも採用している。

パワートレインは、最高出力120psを発生する1.0リッター直噴ガソリン・ターボ・エンジンを筆頭に、1.25リッターと1.4リッターの自然吸気ガソリン・エンジン、そして1.6リッターのディーゼル・エンジンなどが、欧州市場向けには用意される。米国向けには是非とも最高出力147psを発揮する2.0リッター4気筒エンジンや、175psの1.6リッター・ターボ・エンジンが搭載されることを期待したい。

ストニックには多数の先進安全機能も採用されおり、自動緊急ブレーキや前方衝突警報、ブラインド・スポット・モニター、リア・クロス・トラフィック・アラート、車線逸脱警報、ハイビーム・アシストなどを装備する。

欧州では今年の第3四半期に発売される予定。一般公開は9月のフランクフルト・モーターショーになるだろう。

By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー