東元グループの黄茂雄会長(右)

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(台北 23日 中央社)東元グループの黄茂雄会長は21日、傘下の安心食品服務(台北市)が台湾で展開するファストフードチェーン「モスバーガー」5店舗に、サービスロボットを早ければ今年末にも導入すると明かした。完全週休2日制実施に伴う人手不足の解消を図る。

台湾モスバーガーは昨年、タッチパネル型のセルフ注文機を一部店舗に導入し、これまでに30〜40店舗に設置。現在はセルフ注文機の2代目がテスト段階に入っており、まずは100店舗に設置予定だという。

黄会長は、今後の関連マーケットにおけるサービスロボの需要は大きく、産業用ロボの数量を上回るだろうと指摘する。昨年末完全週休2日制が実施されたのを受け、台湾のサービス業界はシフトの柔軟性低下や人件費の増加に悩まされている。安心食品服務の林建元董事長(会長)は、ロボットの導入により人材確保を容易にし、従業員の負担を減らしたいと話す。

林董事長によると、ロボットは現在テスト中。店舗に導入されれば、キッチンから注文取り、料理運びまで様々な仕事をこなすという。

黄会長はこの日、台北市内で同日開幕した食品見本市「FOOD TAIPEI 2017」(台北国際食品展)に出席。同展には東元グループ傘下の10の飲食ブランドが出展している。

(黄麗芸/編集:名切千絵)