搬送される乗客(画像は『CBS News 2017年6月20日付「Turbulence injures multiple passengers on United Airlines flight, officials say」』のスクリーンショット)

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管制塔はもちろん、熟練したパイロットでも乱気流の位置や発生を予測することは困難だと言われている。そんななか、非常に悪天候であったカンクン(メキシコ)付近の上空を飛んでいたユナイテッド航空のボーイング737型機が激しい乱気流に巻き込まれたもよう。14名が重軽傷を負ったことをヒューストンのCBS系メディア『KHOU-TV』ほかが伝えた。

乱気流に見舞われたのはパナマ共和国のパナマ市を20日午前に発ち、米テキサス州のジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル・ヒューストン空港に向かって飛行していたユナイテッド航空1031便。米連邦航空局(Federal Aviation Administration)によれば、同機はカンクンから80マイルほど東の上空を飛行中に乱気流に巻き込まれたという。

シートベルトを着用していなかった、あるいはトイレに立っていた乗客・乗員は次々と体を投げ飛ばされるなどしたが、娘と一緒に旅行していたというカルロス・パドロンさんは『ABC News』の取材に、「娘は恐怖で怯えきっています。機内では多くの乗客が泣いていました」と話している。また体を天井に強打した乗客の様子について、ある乗客は「まるでぬいぐるみの人形か何かのよう」と表現した。

同機はほぼ定刻通りの午後2時半すぎにジョージ・ブッシュ〜空港に着陸。頸椎や脊髄の損傷などが心配されることもあり、首をコルセットで固定した負傷者が車イスやストレッチャーで続々と救急車に運び込まれた。なお軽傷につき機内で治療を受けた者も含め、負傷者の数については多くのメディアが「最低でも14名」と報じている。

画像は『CBS News 2017年6月20日付「Turbulence injures multiple passengers on United Airlines flight, officials say」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)