爆弾を落としたオーストラリア人たちは2回戦で姿を消し、チリッチ、ディミトロフらが準々決勝へ [AEGON選手権]

写真拡大

 イギリス・ロンドンのクイーンズ・クラブで開催されている「AEGON選手権」(ATP500/6月19〜25日/賞金総額183万6660ユーロ/グラスコート)。

 アンディ・マレー(イギリス)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)に対する1回戦での勝利で、クイーンズのドローに爆弾を落とした無名のオーストラリア人たちは、木曜日に地上に戻ってきた。

 大会開始直前のケガ人のおかげで出場権を得たジョーダン・トンプソン(オーストラリア)とタナシ・コキナキス(オーストラリア)は、揃って2回戦で敗れたが、このウィンブルドン前哨戦から長く心に残る思い出を持ち帰ることだろう。

 世界ランク90位のトンプソンは1位のマレーに対する大きな番狂わせのあと、同様の活躍を続けることができず、サム・クエリー(アメリカ)に6-7(3) 6-3 3-6で敗れた。

 昨年のウィンブルドンとクイーンズの準優勝者であるラオニッチを敗戦に追いやった698位のコキナキスも、ダニール・メドベデフ(ロシア)に2-6 2-6で屈することになった。

 元サッカー選手のデビッド・ベッカムが観客の中に見られたその木曜日に、注目を集めた彼らは敗れ、大会は"正常な状態"が再開されることになった。

 第4シードのマリン・チリッチ(クロアチア)はステファン・コズロフ(アメリカ)を6-0 6-4で倒し、早期敗退したトップ選手の仲間入りすることを無事に回避した。彼は準々決勝で、ドナルド・ヤング(アメリカ)と対戦する。

 2012年大会の優勝者であるチリッチは、マレー、スタン・ワウリンカ(スイス)、ラオニッチらトップ3シードの敗退のあと、勝ち残っている選手の中でもっともランキングが高い選手だ。第5シードのジョー ウィルフリードツォンガ(フランス)も、やはり敗れて姿を消している。

「このような大会には、本当に多くの素晴らしいグラスコート・プレーヤーたちがいる」と、ここまで起きている多くの番狂わせについてチリッチはこう言った。「これがグラスコートでの最初の週のひとつだということを考慮すると、常に油断ならないものだよ」。

 チリッチはこの日、第1セットではわずか10ポイントしか失わず、19歳のコズロフに対する試合を通し、一度もブレークポイントに直面しなかった。

 一方、フェリシアーノ・ロペス(スペイン)はジェレミー・シャルディ(フランス)を6-1 7-6(4)で倒し、ベスト8入りした最後の選手となった。

 金曜日の準々決勝では、ドローの上からクエリーとジル・ミュラー(ルクセンブルク)、チリッチとヤング、第6シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)とメドベデフ、第7シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)とロペスが対戦することになる。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「AEGON選手権」の準々決勝に進んだ第4シードのマリン・チリッチ(クロアチア)(写真◎Getty Images)
Photo: LONDON, ENGLAND - JUNE 22: Marin Cilic of Croatia returns the ball during the mens singles second round match against Stefan Kozlov of The United States on day four of the 2017 Aegon Championships at Queens Club on June 22, 2017 in London, England. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)