20日、韓国メディアによると、第4次産業の重点分野の1つであるロボット技術の研究において、韓国は量的には米国、中国、日本、ドイツに続いて世界5位につけているが、質的には“駆け出し”レベルに過ぎないことが分かった。資料写真。

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2017年6月20日、韓国・中央日報によると、第4次産業の重点分野の1つであるロボット技術の研究において、韓国は量的には米国、中国、日本、ドイツに続いて世界5位につけているが、質的には“駆け出し”レベルに過ぎないことが分かった。

グローバル学術および特許情報サービス企業「クラリベイト・アナリティクス」は20日、最近10年間(2007〜2016年)に発表されたロボット分野のSCI級の論文9万3192件を調査して作成した「ロボット研究白書」を発表した。それによると、韓国はソウル大学やサムスン電子などが合計4234件を発表し、論文の数で世界5位を記録した。上位にはロボット技術で先を行く米国(1万5161件)、中国(1万5007件)、日本(9294件)、ドイツ(6263件)が入った。韓国は10年間に発表された世界のSCI級のロボット関連論文のうち4.5%を占めた。人工知能分野の論文(2.4%、世界11位)に比べると、量的にはなかなかの成績と言える。

しかし、研究論文の「質」で見ると残念なレベルだという。他の研究者が引用した回数基準で見ると、上位0.1%に入る「最高引用論文」に韓国のものは1件もない。米国(33件)、ドイツ(5件)、イタリア(5件)はもちろん、アジアの競争国である中国からも3件入っている。また、引用回数上位1%に入る「最優秀論文」でも韓国は31件に過ぎず、日本(78件)や中国(53件)のおよそ半分の水準にとどまった。

韓国の論文の中で最高の引用回数を記録したソウル大学のパク・ジェフン教授の「ヒューマノイドロボット制御」も2010年に発表されたものであり、すでに7年が過ぎている。ロボットが人間のように物体をつかんだり、傾斜や階段を上れるよう制御する方法についての研究だったが、いまだに商用化段階には達していない。クラリベイト韓国支社のキム・ジンウ支社長は「第4次産業の他の領域のように、ロボット分野でも米国や欧州には追いつけず、中国には追い越されるというサンドイッチ現象が起きている」と指摘した。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「これ以上中国を無視してはいけない。すでに全ての分野で追い抜かれている」「『韓国にいても論文を盗まれるだけ』と言って優秀な博士が先進国に逃げていく現象をどうにかするべき」と危機感を示すコメントが寄せられている。

また、「朴槿恵(パク・クネ前大統領)は美容のことばかり考え、一般人に国の財産を渡していた。韓国が未来に備えているはずがない」「全員が公務員を目指す韓国に科学者なんていないよ」「人口の違いを考えて。中国に負けるのは当然のこと」などと納得する声も。

そのほか「大丈夫!韓国には(韓国政府が中心となって開発した)泳げない魚ロボットがある」との自虐的な意見や、「サムスンが成功したから韓国人は韓国を先進国だと勘違いしている」「韓国の科学者が詐欺師である事実を知らない人はいない」「なぜ中国と比較する?中国に失礼だ」などと指摘する声もみられた。(翻訳・編集/堂本)