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置くだけで住んでいる人のセンスすらも高めてくれる――そんなデザインのいい家電が数多く存在する。ここでは家電のスペシャリストが、見た目だけでなく、使い心地も洗練された、今一押しの“デザインのいい家電”をピックアップした。

さりげなく取り入れることがセンスの良い空間演出に繋がる



一般的にデザインのいい家電は、大きく分けて2種類存在する。一つ目は空間に調和する家電。背景の壁紙と同系色だったり、周囲のインテリアと同素材だったり、他の要素と馴染むものを指す。

もう一つは空間のアクセントとなる家電。悪目立ちするとか、無意味にコントラストが強いのではなく、心地良く感じられる程度の浮き上がるカラーリングやフォルムは、視線を引っ張ることで、例えば空間の狭さを打ち消したり、良さをスパイス的に引き立てるものを指す。

ブルーエアの空気清浄機、ドクターエアのフットマサージャー、パナソニックのななめドラム洗濯機、ミーレのビルトイン食洗機などは前者に当たる。一般的に部屋は水平垂直のラインの組み合わせで構成されている。壁は白であることが多い。壁際に置かれる、もしくはビルトインされる家電の外装が白であり、スクエア面やキューブ形で構成されているとするなら、当然カラーやラインが自然と周囲の環境に馴染むだろう。また、一見生活感や違和感のあるフットマッサージャーなども、床面と同系色にすることでそれらを自然と打ち消し、置きっ放しでも空間に馴染みやすくなる。

 



ブルーエア

Blue by Blueair

Blue Pure 221 Particle

実勢価格:3万7800円



ドクターエア

3Dフットマッサージャー

アマダナモデル

実勢価格:4万3780円



パナソニック

ななめドラム洗濯機

Cuble NA-VG1100L/R

実勢価格:21万3410円



ミーレ

ビルトイン食器洗い機

G 4920 SCi

実勢価格:27万円



ソニーモバイル

Xperia Touch G1109

実勢価格:16万1870円

 

一方、バルミューダのダークグレーの扇風機、三菱電機の赤いエアコンなどは後者の象徴的家電と言える。。一般的な部屋であれば、確実に他のインテリアよりも目立ち、空間とのコントラストも比較的強い。部屋に入った瞬間から、誰もが何度も視線を移してしまうほど、存在感があることは確実だ。スーツにおけるポケットチーフ的役割に近いかもしれない。

さりげない気品を相手に強く印象づけるように、これらの家電はデザイン性の高さと視線に対する引力の強さが相まって、部屋自体のセンスが良いという記憶に書き換えたり、壁や絨毯の染み、散らかっている電源コードなど、なんとなく他人には見られたくないような生活臭やノイズなどを、自然と打ち消してくれる効果も得られるはずだ。

 



バルミューダ

The GreenFan

実勢価格:3万8800円



三菱電機

三菱ルームエアコン 

霧ヶ峰Style FLシリーズ

実勢価格:24万9340円(12畳)



LGエレクトロニクス

LG styler

実勢価格:24万6240円



プリンセス

テーブルグリル ピュア

実勢価格:2万1600円



Bang & Olufsen

BeoSound Shape

欧州予想実勢価格:約48万円〜

(8タイルで4000ユーロ〜)

8月に世界同時発売予定

 

とはいえ、いくらデザインがいいからと、これら全てをごった煮的に取り入れるのはNGだ。例えば全身をいろんなハイブランドの服でキメすぎると、どこか野暮ったく見えてしまい、それはスマートな着こなしとは言えない。それにこれらの家電は決して安くはないので、メリハリをつけて取り入れることをオススメしたい。

文/高橋智

※『デジモノステーション』2017年7月号より抜粋