21日、封面新聞は、定年退職後に中国に渡ってカレー店を開き、悠々自適な老後を過ごしている日本人男性を紹介した。写真は武漢。

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2017年6月21日、封面新聞は、定年退職後に中国に渡ってカレー店を開き、悠々自適な老後を過ごしている日本人男性を紹介した。

湖北省武漢市で日本式カレー店を創業したのは、70歳の嶋田孝治さんだ。現地で「島爺」と呼ばれている嶋田さんは、日本在住時に留学生の保証人になり、しばしば中国人留学生にカレーを食べさせていた。その縁があり、2010年に中国を訪れ、現地でカレーの作り方を指導するようになったという。その後、一度カレー店を立ち上げるも失敗するなどの紆余曲折を経て、再び日本式カレー店「頂屋」を創業。現在は支店ができるまでに成長したそうだ。

以前失敗したときは従業員に厳しい姿勢で臨み、全て自分でやろうとしていた嶋田さんだが、現在はその方針を転換。新商品の開発、店の衛生や従業員の仕事ぶりのチェックにとどめ、あとの業務は従業員に任せている。空いた時間は日本語を教えたり、困っている人を助けたりといったことにいそしむ。

独身でこの先結婚する予定もなく、1人で家にいる時には中国についての勉強や日本ドラマの鑑賞、株式投資に時間を費やす。嶋田さんは「武漢は四季がはっきりしていて、故郷の福岡みたいで好き。毎日ちょっと働いて、残りの時間は好きな事ができる。日本の定年退職者は毎日長い時間働かなきゃいけない。自分はとても幸せだ」と語る。これからもずっと武漢に留まり、もっと多くの店を出したいのだという。(翻訳・編集/川尻)