薬物過剰摂取で意識不明になった母親(画像は『WRGT: Dayton News 2017年6月14日付「Child to neighbor after mom's suspected overdose:‘I think mommy is dead’」(Photo: Clark Co. Jail)』のスクリーンショット)

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テックインサイトではたびたび育児放棄のニュースをお伝えしているが、このたびアメリカから飛び込んで来たニュースも親としての責任を問わずにはいられない。オハイオ州のある母親が薬物使用の疑いで意識不明状態になり、子供は「ママが死んでると思う」と近隣住民に助けを求めた。米『WRGT: Dayton News』が伝えている。

6月11日の午前0時45分頃、オハイオ州スプリングフィールドの自宅でテッサ・ロバーツは意識を失った。気付いた子供が近隣住民へ助けを求めに行き「ママが死んでると思う」と話したため、住民はすぐに緊急通報した。

駆け付けた救急隊員は、自宅のソファで意識を失っているロバーツを発見した。意識不明の原因に薬物の過剰摂取が疑われたため、救急隊員は麻薬拮抗剤ナロキソン(ナルカン)を投与したところロバーツの意識は回復した。

他に誰かいないかと家の中を確認した救急隊員は、食べ物が何一つなく壁に虫が這いずりゴミとタバコの吸い殻が山のようになっている不潔な環境で母子が暮らしていることを知った。2階からは動物が死んだような臭いがしたという。

警察に通報した隣人は、ロバーツの子供が週に4回も訪ねてくることを明かした。親から何の食べ物も与えられていなかった子供は汚れた服を何日も着せられており、複数の住民に食べ物をねだるような生活をしていたようだ。

実は、ロバーツは今年3月にも「子供を危険に晒した罪」で逮捕・起訴されており、有罪判決が出ていた。わずか3か月の間にまたも同じ過ちを犯したばかりでなく、薬物過剰摂取の疑いでも逮捕されたわけだが、警察によると本人は「違法なドラッグには手を出していない」と否認しているという。

悲しいことに、子供の世話を顧みず身勝手な親による育児放棄や虐待はあとを絶たない。先日も友人宅へパーティーに行くために暑い車内に幼い2人の子供を15時間飲まず食わずで放置し死亡させた母親のニュースをお伝えした。またイギリスでは、排泄物まみれの部屋で4人の子供を栄養失調になるまで放置していた両親や、4歳の子供に「チョコ」と偽り薬物を摂取させて死亡させた母親も逮捕されていた。

画像は『WRGT: Dayton News 2017年6月14日付「Child to neighbor after mom's suspected overdose:‘I think mommy is dead’」(Photo: Clark Co. Jail)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)