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一瞬イタリアンスポーツバイクかと思いましたよ。

バイクのカスタムビルドは、時に思わぬ気付きをもたらしてくれます。ドイツのミュンヘンで活動するビルダーのMotoismは、ホンダの海外向けバイク『GL500 Silver Wing』を現代風にモディファイした『Honda GL500-JPN』を製作。いつものホンダ車とは一風変わった仕上がりのこのバイク、実はベース車の珍しい特徴を活かしたカスタムマシンなんです。

やや、このエンジンは……





車体を見回してまず気になったのが、この縦置きのV型エンジン。あれ、ホンダ車でそんなエンジンを搭載しているモデルってあったのかな……と調べてみると、どうやら『GL500 Silver Wing』はホンダ車としてはかなりレアな「水冷縦置き80°バンクV型2気筒4バルブエンジン」を搭載していたんですね。縦置きV型エンジンを採用しているバイクメーカーにはイタリアのモト・グッツィがありますが、このバイクもホンダ製ながらどことなく舶来品テイストを感じさせてくれます。

軽量・スポーティーに変身







『GL500 Silver Wing』はもともとゴツいカウルを装着しパニアも搭載可能なツアラーですが、今回のカスタムではスタイルを大幅に変更。ショートハンドルに運動性のよさそうなフロントフォーク、短くカットされたシートに跳ね上げ型のマフラー、ブロックタイヤを装備し、街乗りだけでなくダートにも突っ込めそうな身軽さを手に入れています。

全世界へのデリバリーに対応





このように1980年代前半のレトロバイクが現代風に生まれ変わった『Honda GL500-JPN』。外見の完成度の高さから非売品なのかな〜と思いきや、なんとビルダーは「価格は問い合わせてくれ」と公式サイトで案内しています。このカスタムバイクの製作にはオーダーから3〜4ヶ月かかるそうですが、配送先は全世界が対象。つまり、日本からでもあなたが望めばこのバイクを手に入れられます。一応展示用だと案内されているものの、これだけ美しいカスタムバイクなら一日中眺めていても飽きないことでしょう。

文/塚本直樹

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『Honda GL500-JPN』情報ページ(英語)