登壇した小林星蘭

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 人気子役の小林星蘭が22日、都内で行われたNetflixオリジナル映画『オクジャ/okja』のジャパンプレミアに俳優の香川照之と出席。本作のメガホンをとり、現在来日中のポン・ジュノ監督と主演子役のアン・ソヒョンと対面した小林は、国際派のジュノ監督に「世界で活躍するにはどうしたらいいですか?」と緊張気味に質問。これにジュノ監督が「日本でしっかり頑張ることが大切だと思います」と温かいメッセージを送り、小林を感激させた。

 本作は多国籍企業に追われる“オクジャ”という謎の巨大生物を守る少女ミジャ(ソヒョン)の姿を描くファンタジー作品。ブラッド・ピットの製作会社プランBが参加していることでも話題だ。ジュノ監督は世界を目指す小林を「香川さんの映画をたくさん観ていただいて、日本映画もたくさん観て下さい。いつも通りにやっていれば、きっといつか世界で活躍できるようになると思います」と激励。ソヒョンからも「ポン・ジュノ監督にお会いすればいいと思います」と声をかけてもらうと、小林は「はい、頑張りたいと思います」と緊張しつつも満面の笑みを見せた。

 一方の香川は、同監督のオムニバス映画『TOKYO!』(2008)に出演した縁でゲストとして登壇。「僕自身の中で人生に大打撃を与えてくれる監督は何人かいるんですけど、ジュノ監督は間違いなくその中の一人。これが映画だというのを教えてもらいました」と恐縮の表情を浮かべる。さらに、香川はソヒョンの演技について感想を求められると、「10年、子役をされているんでしょ。何の問題もない。監督に呼ばれて主演をやれるのだからすごい。あと、眼差しを見ていて黒目と白さのバランスが素晴らしい。そこに意志の強さを感じる。この作品にぴったり」と絶賛しきり。

 ジュノ監督も香川との再会に嬉しそうな表情で、「一緒に仕事をしてもう10年ほど経ちますけど、昨日撮ったような感覚。また仕事をしたいです」としみじみ。もしソヒョンと香川を起用して映画を撮るならと問われると、「香川さんは東京市内にいるホームレス役。強烈な表現が出てくると思うんですけど、東京に旅行で来たソヒョンと出会う。そこで不可能とも思えるような友情が生まれるというストーリーを思いつきました」とコメント。客席が盛り上がる中、「実は蓋を開けてみたら、すごい遺産を引き継いだお金持ちだったという設定もいいかもしれません。最近は想像力が枯渇状態なので、ソウルでじっくり考えたい」と笑顔で話していた。(取材・文:名鹿祥史)

『オクジャ/okja』はNetflixで6月28日より全世界同時オンラインストリーミング配信予定