2015年シーズン以来のJリーグ復帰となったキム・ボギョン。Jリーグでは4クラブ目となる。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 J1の柏レイソルは6月22日、韓国・全北現代からのMFキム・ボギョンの完全移籍加入について、合意に漕ぎつけたことを発表した。

 キム・ボギョンは大学を中退してセレッソ大阪に加入した2010年に大分トリニータへ期限付き移籍。11年から12年夏まではセレッソ大阪でプレー。その後、イングランドへ渡りカーディフ、ウィガンでプレーした後、15年9月に松本山雅FCでJリーグに復帰したものの、16年に全北現代へ。昨季からはプロ入り以来初めて母国でプレーしていた。

 その全北現代でキム・ボギョンは、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でクラブの10年ぶりとなるアジア制覇に貢献。クラブワールドカップでも2試合に出場するなど、チームの主軸ボランチとして活躍し、依然として韓国代表にも選出されるなど存在感を見せていた。

 キム・ボギョンにとって2シーズンぶりのJ復帰となる移籍の実現は、15節終了現在で首位を走る柏にとっても、6シーズンぶりの優勝へ向けて大きな補強となることは間違いない。

 キム・ボギョンの出場登録は、7月21日からの登録ウインドー期間に行なう予定で、来日は6月26日(月)以降となる見込みだ。

 キム・ボギョンの略歴は以下の通り。
 
■登録名:キム ボギョン(KIM Bo-Kyung)
■ポジション:MF  
■身長・体重:178センチ・73キロ
■生年月日:1989年10月6日(27歳)
■出身地:韓国
■経歴:新葛高-弘益大-'10セレッソ大阪-'10大分トリニータ(期限付き)-'11セレッソ大阪-'12/8カーディフシティFC(イングランド)-'15/2ウィガン・アスレティック(イングランド)-'15/9松本山雅FC-'16全北現代モータース(韓国)
◆代表歴
U-19、U-20、U-23韓国代表、韓国A代表
※2010年南アフリカワールドカップ出場、2012年ロンドンオリンピック出場など