中国・四川省の成都で「爪ようじボーガン」の使い方を実演する男性(2017年6月20日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】中国で爪ようじやくぎを放つことができるおもちゃのボーガンが大人気となっている中、保護者らは子どもの失明や重大な事故につながる恐れがあるとして、商品の販売中止を求めている。

「爪ようじボーガン」の呼び名で知られるこのおもちゃは、もともとは爪ようじのみを飛ばして遊ぶ目的で開発された商品。インターネットや店舗で7元(約110円)ほどで販売されている。

 しかし地元英字紙の上海日報(Shanghai Daily)によると、爪ようじの代わりにくぎを放つとガラスが割れるほどの威力がある。同紙以外の国営メディアも、飛距離は20メートル以上になるとし、鉄くぎも飛ばせると伝えている。

 上海日報は、「『爪ようじボーガン』はあっという間に全国に飛び火し、小中学校の児童・生徒の間で人気を呼んでいる」と報じ、「非常に小型とはいえ、風船を割ったり段ボールを貫いたりするほどの威力がある。爪ようじの代わりに鉄くぎが使われれば、危険な武器になる」と警鐘を鳴らしている。

 同紙によると、販売店では商品が早々に売り切れ、必死に需要に対応しようとしているところだという。

 報道によると、国内南西部・四川(Sichuan)省成都(Chengdu)では警察当局が販売を中止し、また懸念を抱いた全国の保護者らが政府に対し、販売を全国的に禁止するよう求めている。
【翻訳編集】AFPBB News