21日付の香港01の記事によると、日本の小学校を初めて見た香港人が驚いているという。資料写真。

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中国では子どもの教育について「日本を手本にしよう」という風潮があり、自立を促す日本式教育がしばしば称賛の対象になるが、それは香港でも同じようだ。21日付の香港01の記事によると、日本の小学校を初めて見た香港人が驚いているという。

岑さんと妻の馬さんは、3年前に2人の息子とともに香港を離れ、タイのバンコクや中国の四川省などを経て、昨年、沖縄に移り住んだ。6歳と7歳の息子は当初、インターナショナルスクールに通っていたが、最近になって、自宅から歩いて10分ほどの地元の学校に転入した。岑さんと馬さんは息子たちが入学後、給食の時間に参観に訪れた際、子どもたちの自立性・自律性に驚いたという。

馬さんは「以前、ネットやニュースで、日本の小学生が掃除や給食の配膳をするということは知っていましたが、実際に見たのは初めてでした。子どもたちの集団精神は見事で、1年生も例外ではありません。当番は1週間交代で、どの児童にもそれぞれの役割があります。全員がそろって、感謝の言葉を言ってから食事が始まります」とその様子を紹介。食後に自分たちで食器を片付けたり、机を拭いたりすることにも触れ、「小学生の能力がこれほど高いと思いませんでした。どの児童もみんなできるんです」と語った。

また、馬さんは入学前に学校からもらった必要品のリストに「ぞうきん」があったことを不思議に思っていたそうだが、参観でそれが毎日自分たちで掃除するために使うことが分かったという。日本の学校では、トイレも自分たちで掃除しなければならないことについて、「実はこれはとても良いことです。自分たちで掃除するとなれば、自然ときれいに使うようになるので」と語る。このほかにも、2人の息子が自宅から自分で歩いて学校に通っていることについて、岑さんは「とても良い訓練。自立して、他人に頼ることがなくなる」と歓迎している。

香港は大学や学力ランキング上位の常連で教育熱も高いが、生きていく力を養う日本式の教育に感銘を受けたようだ。(編集/北田)