ヴァージンモバイルが「米国でiPhoneだけを売る」宣言 月額1ドル

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米スプリント傘下のヴァージンモバイルUSAは6月21日、米国の大手通信事業者としては史上初の「iPhoneのみを扱う」企業になった。

サンフランシスコで開かれた記者会見で同社CEOのダウ・ドレイパーは6月27日からアンドロイド端末の取り扱いを停止し、「最高の端末」のみを販売すると宣言した。同社でiPhoneを契約したユーザーは最初の6ヶ月間は月額1ドルで、テキストも通話もデータ通信もほぼ無制限で利用可能になる。

しかも、7月31日以前に契約すれば、月額1ドルの期間が12ヶ月になるという。特典期間が終了後は通常の月額50ドルのプランに移行することになる。

会見でヴァージングループ代表のリチャード・ブランソンは「アップルは素晴らしいブランドだ。ヴァージンとアップルの2社の力で顧客満足度の高いサービスを提供していきたい」と述べた。

ロンドン行き航空券も無料提供

ヴァージンUSAは今回、「Inner Circle」と名付けた特典プログラムも始動させる。これは、iPhone購入者がロンドン行きのヴァージンエアの航空券を購入した場合、同伴者のチケットが無料で入手出来るもの。さらに、ヴァージン系列のホテルやワイナリーでのお得なプランも利用可能だ。

さらに今回、ヴァージンが提供を開始するのは新品のiPhoneだけではない。同社は中古iPhoneの再生品(iPhones SEから7や7 Plus等)の格安販売も始め、それらを12ヶ月の保証とInner Circleの特典つきで販売する。

アップルでグローバルマーケティング部門を統括するフィリップ・シラーは次のように述べた。「ヴァージンモバイルが初のiPhone限定キャリアとなってくれたことに感激している。また、ヴァージンのサービスをアップルストアから直接、顧客に届けられることを光栄に思う。Inner Circleの特典は非常に魅力的であり、ヴァージンモバイルの顧客らは最も進化したiPhoneの利用体験を得ることになるだろう」

月額1ドルの料金プランやInner Circleの特典は、iPhoneを買い換える度に、また新たに利用可能になる点も魅力的と言えそうだ。「これまでモバイル業界では端末購入時の特典を、一回限りとするパターンが多かった。我々はこのしきたりも変えていきたい」とダウ・ドレイパーは述べた。

購入受付は既にVirginMobileUSA.comのサイトでスタートしている。また、申込み期限は今年の9月30日までとなっている。