トップ3シードに続き、第5シードのツォンガも敗退 [AEGON選手権]

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 イギリス・ロンドンで開催されている「AEGON選手権」(ATP500/6月19〜25日/賞金総額183万6660ユーロ/グラスコート)のシングルス2回戦で、第5シードのジョー ウィルフリード・ツォンガ(フランス)がジル・ミュラー(ルクセンブルク)に4-6 4-6で敗れ、観客を惹きつけるはずのスターがまたも姿を消すことになった。

 アンディ・マレー(イギリス)、スタン・ワウリンカ(スイス)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と、大会の第1シードから第3シードが火曜日の1回戦で揃って敗退し、今、ウィンブルドンの前哨戦として知られる大会では、誰もが優勝のチャンスを擁しているように見える。

 先週オランダ・スヘルトーヘンボスで行われたグラスコート大会「リコー・オープン」でキャリア2度目の優勝を果たしたミュラーは、武器である強力なファーストサービスからのポイントの86%を取り、圧倒され気味だったツォンガに対し、許した3本のブレークポイントのすべてをセーブした。

「ときに、相手がよいプレーをし、僕に悪いプレーをさせるのにふさわしいプレーをしてくるため、どうしようもないということがある」とツォンガは言った。「今日は、まさにそんな試合だった」。彼は2011年大会で準優勝していた。

 第6シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は、早期敗退したもう一人のスター選手となることを辛うじて避けることができた。彼は予選勝者のジュリアン・べネトー(フランス)を相手に、第1セットで3本のダブルフォールトをおかしてセットを先取されたが、そこから挽回して4-6 6-3 6-4で勝利をつかんだ。

 木曜日にステファン・コズロフ(アメリカ)と2回戦をプレーすることになる第4シードのマリン・チリッチ(クロアチア)が、今やディミトロフよりも高いシードを持つ唯一の選手だ。

 ディミトロフははそういうことを意識してはいないと言う。彼は2014年に今大会で優勝を遂げている。

「僕は、そういったことには目を向けない」とディミトロフ。「より低いランキングの選手であっても、君らが昨日見たように、その誰をも倒せるというわけではない。ただ自分のテニスのことだけを考える必要があるだけだ」。

 前述の3本のダブルフォールトのせいでディミトロフは第1セットを失ったが、サービスは徐々によくなり、彼は総じて15本のサービスエースを決め、直面した6本のブレークポイントうち5本をセーブして準々決勝に駒を進めた。彼はそこで、ダニール・メドベデフ(ロシア)と、ラオニッチを倒したタナシ・コキナキス(オーストラリア)の勝者と対戦する。

 第7シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)もまた、試合の最後のゲームで初めてサービスブレークに成功し、18歳の左利き、デニス・シャポバロフ(カナダ)を7-6(4) 6-7(4) 7-5で倒して、番狂わせを辛くも逃れた。

「この若者には未来がある」と、ベルディヒはシャポバロフについてコメントした。シャポバロフの鞭打つようなフォアハンドと、外に逃げていくキックサーブは、彼のテニスの目立つ特色だ。

 また水曜日には、ドナルド・ヤング(アメリカ)がビクトル・トロイツキ(セルビア)を6-3 6-4で下した。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「AEGON選手権」2回戦で敗れた第5シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)(写真◎Getty Images)
Photo: LONDON, ENGLAND - JUNE 21: Jo-Wilfried Tsonga of France looks dejected during the mens singles second round match against Gilles Muller of Luxembourg on day three of the 2017 Aegon Championships at Queens Club on June 21, 2017 in London, England. (Photo by Patrik Lundin/Getty Images for LTA)