鬼の居ぬ間に洗濯…と、日頃あれこれとうるさい監視の目を逃れ、のんびりくつろぎたいと思っているのは人間だけではないようだ。

カメだって、時には羽目を外して騒ぎたい!と心の底では思っているのかもしれない。

行方をくらましパーティーに潜入

その証拠に、しばし飼い主の元を離れ、パーティーを楽しんできたカメが話題となっている。

それがこちら。

ブラジルのリオ・デ・ジャネイロに住むThomás Tavaresさんの愛ガメ「Odette」である。

よく姿を消していた

Thomásさんは普段、Odetteを放し飼いにしており、カメは家や庭を自由に行き来しているという。

そのため、Odetteが見当たらなくなることもしばしばで、彼女は今年の初めにも姿を消した。

たいてい1日、2日もすればお腹をすかせて戻ってくるのだが、この時は数週間経っても帰らなかったので、さすがにThomásさんら家族も不安に駆られていた。

飼い主の心配をよそに、Odetteは実に楽しい時間を過ごしていたのだが…。

3週間後無事に発見!

行方不明になって3週間後、Thomásさんと母親は近所で、道路を横断し、我が家に向かって歩を進めるOdetteを発見した。

ホッと胸をなで下ろしたのも束の間、カメの甲羅には何かがくっ付いていた。

Thomás Tavares/Facebook

あろうことか、Odetteは甲羅にゴールドのハート型のシールを何枚もくっ付けているではないか。

家族がその身を案じている間、「愛ガメはカーニバルにでも行って騒いでいたんじゃないかと思うよ」と、ThomásさんはThe Dodoの取材に対し、冗談めかし答えている。

実は彼の推理は、当たらずといえども遠からずであった。

真相が発覚

Thomásさんはくだんのエピソードを自身のFacebookに投稿。

同投稿には9万1000人がリアクションするなど、大きな反響を呼んだのだが、彼の近所に住むBia Ruffoniさんという友人が、事の真相を語ってくれたのだ。

Biaさんによると、庭で姪っ子の2歳の誕生日会の準備をしている時、どこからともなく1匹のカメが姿をあらわしたという。

そのサプライズゲストに喜んだ姪っ子は、カメの甲羅にシールを貼り、満足気な様子を見せた。しかし如何せん子どもなので、他のことに気を取られているうちに、カメは姿を消したそうだ。

Odetteのその後の足取りは明らかになっていないが、無事飼い主の元へと戻ってきたというわけ。Thomásさんは安堵する一方で、「今度冒険の旅に出る時は、僕も連れて行ってほしいなあ」とぼやいてもいる。