Googleが開発していたメガネ型ウェアラブル端末の「Google Glass」は、プライバシー面などにさまざまな問題を抱えており、市販化されることなく開発が中止されました。しかし、3年間の沈黙を経て「終わった」と思われていたGoogle Glassにファームウェアアップデートが突如として登場したことで、Google Glassの「現在」に注目が集まっています。

XE23 Release Notes - Google Glass Help

https://support.google.com/glass/answer/7434728

Google Glass is apparently back from the dead, starts getting software updates | Ars Technica

https://arstechnica.com/gadgets/2017/06/google-glass-is-apparently-back-from-the-dead-starts-getting-software-updates/

Google Glass XE23 firmware update mysteriously rolls out with support for Bluetooth input devices

http://www.androidpolice.com/2017/06/20/google-glass-xe23-firmware-update-mysteriously-rolls-out-with-support-for-bluetooth-input-devices/

Google Glassは公式サイトが2015年に閉鎖され、TwitterやFacebookアカウントも削除され、OSのアップデート配信も停止するなど、開発が終了。市販化にはつながらなかった製品だと思われていました。しかし、2017年6月になって、突如として新ファームウェア「XE23」が登場。Googleの対応に戸惑いの声があがっています。

ファームウェアアップデート「XE23」によって更新されたのは、バグ修正、パフォーマンス向上が中心ですが、Bluetoothをサポートしたことでキーボードやマウスなどとのペアリングが可能になりました。また、Google Glass用のAndroidアプリ「MyGlass」もターゲットSDKがAndroid KitKatからAndroid Lollipopにバージョンアップしたことで、省電力機能のDozeモードをサポートするようになり、Androidスマートフォンとの通知の同期での省電力性が高まり、スマートフォンがスリープ状態でも通知がGoogle Glassに表示されることになりました。なお、iOS版のMyGlassアプリのバージョンは変更されていないとのこと。

Android PoliceがGoogle GlassにXE23ファームウェアアップデートを試みたところ、実際に機能することを確認しています。



Bluetoothでキーボードとペアリングすることにも成功。





マウスをペアリングすると、マウスカーソルが画面に表示されるとのこと。



Googleからは特別なアナウンスがないため、突如としてGoogle Glassのファームウェアを更新した真意は不明です。「Google Glassチームが復活しているのでは?」「Google Glassの開発が再開しているのでは?」という期待の声とともに、「まだ、セルゲイ・ブリンが使っているのかも」「Googleの中の人があまりにも暇だったのでは?」などさまざまな意見が挙がっています。