グランドスラム優勝6回を誇るボリス・ベッカー氏【写真:Getty Images】

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15年10月から債務超過状態、「最後のチャンス」懇願も…21日に言い渡し

 ドイツテニス界のレジェンドで、グランドスラム優勝6回を誇るボリス・ベッカー氏が、破産宣告を受けたことが明らかになった。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 記事によると、ベッカー氏は2015年10月から負債超過状態だったという。ベッカー氏の弁護士はロンドンの破産裁判所で、「最後のチャンス」として負債の支払い延期を懇願。しかし、女性登記官のクリスティン・デレット氏はこの訴えを退け、21日午前11時23分に破産宣告を言い渡した。

 現役時代に豪快なサービスと横っ飛びボレーで人気を博したベッカー氏は、1984年にプロデビュー。翌年の1985年に全英オープンで、男子シングルス史上最年少の17歳7か月15日で優勝を果たしている。1999年に現役引退後、世界ランク4位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)のコーチを務めていたが、2016年に契約解消となっていた。

 解説者として人気が高く、セレブとしても有名だったベッカー氏。2008年にはプロのポーカー・プレーヤーとしてキャリアをスタートさせるなど話題に事欠かなかったが、今回の破産宣告はテニス界でも波紋を広げそうだ。