学生の窓口編集部

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「トリマー」は、イヌやネコなど、ペットの毛をカットしたり整えたりする仕事です。ペットも家族の一員という人も多く、トリマーの手でよりかわいくしてほしいというニーズも強いですよね。そんなトリマーですが、トリマーになるにはどうすればいいのか、意外と知らない人も多いでしょう。そこで今回は、意外と知らないトリマーになるにはどうすればいいかについてまとめてみました。

■トリマーとして活動するために必須の資格はない!

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「ペットの美容師」ともいえるトリマーですが、実は活動するに当たって必須となる資格はありません。ですので、技術さえあればトリマーとしてやっていくことは可能です。ただし未経験からいきなり働き始めるのは当たり前ですがハードルが高いので、トリマーを養成する学校を経て、仕事に就くパターンが一般的です。

■トリマーの専門学校ってどんなことを学ぶの?

トリマーになるための養成学校では、「トリミング(グルーミング)」と呼ばれる、ペットの毛の手入れ方法、また動物看護の知識を学びます。実はトリマーはトリミングだけでなく、動物の体調管理など飼い主のサポートも仕事の一つ。そのため養成学校では、トリミングに関する知識や技術のほか、動物の生態やもしものときに対応するための「看護学」も学ぶのです。

学習期間は学校にもよりますが、一般的に2年間となっています。1年目は基礎知識を学び、2年目に本格的なトリミング技術を学ぶといったカリキュラムの学校が多いようです。

■トリマーになるには民間資格の取得がおすすめ

先ほどトリマーには必須資格はないと説明しましたが、民間の「トリマー資格」があります。トリマー資格は協会ごとに認定しているためさまざまな種類がありますが、有名なものだと『一般社団法人 ジャパンケネルクラブ』が認定している「JKC公認トリマー」や、『一般社団法人 日本ペット技能検定協会』の「JPLA公認トリマー」などが挙げられます。

トリマー資格を取得する方法ですが、JKC公認トリマーの場合は、公認の養成機関で所定のカリキュラムを修め、卒業試験に合格することで取得できるほか、養成機関で学んでいなくても、満18歳以上で、2年間以上のジャパンケネルクラブの会員歴がある場合に、試験を受けることが可能。試験は筆記と実技という構成になっています。

JKC公認トリマーはC級、B級、A級、教士、師範の5段階になっており、最初はC級の取得からになります。その後トリマーとして規定の年数の経験を積むことで、B級の試験が受けられ、合格すればまた規定の年数の経験を積み、A級の試験を受ける……という流れです。

資格がなくても就くことができるトリマーですが、やはり技術や経験が目に見える形となる資格があると、就職などにも有利です。独学で取得することもできますが、効率的に取得するならば、専門の機関に通ってもいいかもしれませんね。

■トリマーにはやっぱり動物好きな人が向いている!

トリマーには、技術や経験、また資格も大切ですが、何よりもイヌやネコなど動物が好きという気持ちが大事です。動物の体に触れ、また施術をするわけですから、動物が苦手な人はなれない職業ですよね。
トリマーはペットの飼育経験のない人もなることができますが、やはりイヌやネコを飼ったことがある人の方が動物の扱いに慣れているため、より向いていると言えるそうです。

トリマーになるにはどうすればいいかについてご紹介しました。『一般社団法人 ペットフード協会』の全国犬猫飼育実態調査によると、2016年度の推計飼育頭数全国合計は1,972万5,000頭(イヌ:987万8,000頭、ネコ:984万7,000頭)に上ります。また、同調査によるとそれぞれに対する支出総額も前年よりも増加。ペットに対して細かなケアを施している飼い主が増えているということですから、ペットのケアを行うトリマーの需要も今後伸びていくかもしれませんね。

引用元
『一般社団法人 ジャパンケネルクラブ』「資格取得の条件」
http://www.jkc.or.jp/modules/licenses/index.php?content_id=4
『一般社団法人 ペットフード協会』「平成28年(2016年)全国犬猫飼育実態調査 結果」
http://www.petfood.or.jp/topics/img/170118.pdf

(中田ボンベ@dcp)