家族として共演する三浦貴大(中央)、鶴見辰吾、白石聖 (C)栞製作委員会

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 三浦貴大が、大分を舞台にしたヒューマンドラマ「栞」に主演していることがわかった。三浦は主人公の理学療法士・高野雅哉を演じ、雅哉の父・稔役の鶴見辰吾、妹・遥役の新人女優、白石聖と共演する。

 幼い頃に母親を亡くし、現在は父、妹と離れて暮らす雅哉が働く病院に、しばらく会っていなかった父が入院してくる。弱っていく稔の姿や、自らが担当する患者の病状悪化などを目の当たりにし、無力感に苛まれながら自問自答する日々を送っていたある日、ラグビーの試合中にケガをした患者を新たに担当することになる。その懸命に生きようとする姿に感化され、雅哉は徐々に仕事への熱意を取り戻していく。理学療法士の経歴を持つ榊原有佑監督が、自身の経験から紡いだオリジナルストーリーとなっている。

 映画はすでにクランクアップしており、三浦は「本当に楽しい現場で撮影を終えて良い作品になる予感がしてます。僕自身は主演として何か特別なことができたわけではないですが周りのスタッフや演者の方々、何よりも大分の方々のご協力があって無事に撮影を終えることができました。本当に感謝してます」とコメントを寄せている。

 また、約300人のなかからオーディションを勝ち抜いて遥役に抜てきされた白石は、「重厚な内容ですが現場の雰囲気はあたたかく大分の方々の優しさに触れて、あっという間な撮影期間でした」と振り返り、「経験もまだまだ浅い私ですが、この作品を通して私自身何か成長できたような気がします。本当にありがとうございました」と謝辞を述べた。

 一方の鶴見は、「短い撮影期間だったけど、三浦貴大さん、白石聖さんと本当の家族になり得たような感覚に到達できた」と充実感をにじませ、「限られた条件のなかで、真心のこもった映画を作る現場にいられたのは俳優冥利に尽きる。外科手術のシーンは本物の医師が忙しいなか出演してくれた」と舞台裏を明かしている。

 約2週間で今作を撮り切った榊原監督は、「タイトなスケジュールではあったものの素晴らしいキャスト・スタッフに囲まれ満足のいく撮影を行うことができました。梅雨入りしていたのにもかかわらず天候にも恵まれ、これから編集作業に入りますが必ず良い作品になると確信しています」と期待をあおっている。

 「栞」は、2018年秋に公開予定。