爆発事件が起きたベルギー・ブリュッセル中央駅の周辺を警備する兵士(2017年6月21撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ベルギーの首都ブリュッセル(Brussels)の鉄道駅で発生した爆弾事件で、同国の捜査当局は21日、爆弾を起爆させた容疑者がイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に共感していたことを示す証拠を発見した。

 ベルギー当局は、兵士に射殺された容疑者の身元を36歳のモロッコ国籍の男と特定。検察によれば、ブリュッセルのモレンビーク(Molenbeek)地区にある容疑者宅を警察が捜索した結果、爆発物が見つかった。同地区はフランスとベルギーで近年相次いだ襲撃計画とも関連している。

 20日にブリュッセル中央駅で発生した事件では負傷者はいなかったが、検察当局によると容疑者はスーツケースにくぎとガスボンベを詰め込んだ爆弾を仕込んでおり、これが適切に起爆させられていれば深刻な被害が出ていた可能性があるという。

 検察はまた、容疑者が襲撃時に「アラーアクバル(アラビア語で神は偉大なりの意)」と叫んでいたと発表し、先に伝えられていた目撃証言を確認した。
【翻訳編集】AFPBB News