好きだった人を忘れられない! 過去の未練を断ち切る方法

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昔好きだった人のことをなかなか忘れられないと、いつまでも未練が残り、新しい恋に進めませんよね。できることならもう一度会いたい、ずっと好きでい続けたいという人もいるのでは。今回は、女性364名と専門家の意見から「好きだった人への未練を断ち切る方法」をご紹介します。

■「好きだった人」に関する女性心理を調査!

みなさんには「好きだった人」はいますか? そのときの好きな気持ちが強ければ強いほど、何年経っても未練が残ってしまうこともありますよね。ここでは、「好きだった人」に関する女性心理を調査してみましょう。

◇「好きだった人」を忘れられなかったことがある?

まずは、「好きだった人」が忘れられなかったことがある女性はどれくらいいるのか、アンケートで聞いてみました。

Q.あなたは「好きだった人」を忘れられなかったことがありますか?
はい……65.1%
いいえ……34.9%

約7割の女性が、「好きだった人」を忘れられなかったことがあると回答。よほど印象深く記憶に残るほど好きだったのかもしれませんが、一体どのような人だったのでしょうか?

◇女性が忘れられない「好きだった人」とは?

続いて、女性たちが忘れられなかった「好きだった人」について、くわしい恋愛エピソードとあわせて見ていきましょう。

☆初恋の男性

・「初恋の人です。たくさんデートを重ね、ともに長い楽しい時間を過ごしたため、忘れられません」(女性/28歳/その他/その他)

・「初恋の相手。結婚も意識してずっと一緒にいたが、理由も聞かされずに別れることに。当時は次の人が現れるまで立ち直れなかったけど、今となっては痛くもかゆくもない話」(女性/28歳/医療・福祉/専門職)

☆学生時代に好きだった男性

・「中学のときに好きだった先輩は、大人になっても美化されて忘れられない人になっていた」(女性/32歳/その他/その他)

・「中学のときに好きだった人は、高校のとき彼氏ができても忘れられなかった」(女性/34歳/その他/その他)

☆遠距離で会えなくなった男性

・「付き合って3カ月でシンガポールへの赴任が決まり、1年くらい遠距離恋愛したが、会えないつらさと社会人1年目のしんどさでワガママを言ってしまい、結果別れた。なかなか忘れられなかった」(女性/30歳/医療・福祉/専門職)

・「留学などで疎遠になったが、ずっと気になっていた」(女性/30歳/学校・教育関連/専門職)

☆長く付き合った男性

・「高校から9年間付き合った人。つらい学生時代を支えてくれて、お互い就職し、婚約までしたけれど、式場選びの途中にささいなことで喧嘩となり、いつもならすぐに仲直りできるところが、別れるまで話が進んでしまった」(女性/33歳/その他/その他)

・「5年付き合っていた彼氏。ある日突然別れを切り出された。ほかの人を好きになったため、別れてほしいと言われた。私はこの人と結婚まで考えていたため、裏切られたショックが大きすぎて、別れてからも2年近く忘れられなかった」(女性/27歳/その他/その他)

◎女性のエピソード・まとめ

初恋の人や、長く付き合っていた彼氏などのエピソードが寄せられました。忘れられない思い出が多ければ多いほど、心の傷になってしまうのかもしれません。人によっては、長年忘れられないこともあるようですね。

■専門家に聞いた「好きだった人」への未練の対処法

「好きだった人」の未練が断ち切れずにいると、なかなかその人以外のことが考えられず、新しい出会いのチャンスも逃してしまいがち。こんなとき、どう対処するのがいいのでしょうか? 恋愛・婚活研究所主宰のにらさわあきこさんに聞いてみました。

◇「好きだった人」が忘れられないときの対処法

恋を成功させるのは、結局は「縁」と「タイミング」です。どんな人でも、どんな相手とでも、縁があってタイミングが合えば付き合える可能性はありますし、それがなければ付き合うことはできません。だから無理に忘れる必要はないのですが、執着するのもよくないです。

イメージとしては、あなたが好きなお寿司を食べたかったとしても、そのタイミングで開いているお寿司屋さんが見つからなかったり、見つかっても好きなネタが切れていたりすることもありますよね。そんなときに、いくらあなたが「このネタが食べたい」と言っても無理なように、あなたが好きになった人が、あなたが好きになったタイミングで女性を求めていない(=店を開いていない)ことや、あなたに好意がない(=ネタがない)ことだってあるわけです。

しかし、お寿司屋では次の仕入れ時にネタを仕入れることがあるように、タイミング次第では彼があなたとの恋を求めるときがあるかもしれません。なので、ときどき彼の様子を覗いて「反応を探る」のは大事です。しかし、毎時間覗いても意味はないですし、それこそ「出禁」になってしまうことも。大人として考えられる常識の範囲内で「お店を覗く頻度」を決めたら、それ以外のときはしっかりと「ほかの食事」をする……つまり、ほかの楽しみを見つけて暮らしましょう。実際、ほかの食事をしたら「中華のほうが好みだった」なんてことはよくあるのですから。

◇「好きだった人」への未練を断ち切る方法

またお寿司にたとえますが、未練を断ち切ろうと意識するのは、お寿司のことばかりを考えて「食べないでいよう」とするようなもの。「食べない」と意識すればするほど、頭の中はお寿司で占められてしまうでしょう。

とはいえ、食事の場合は食べられないとわかったら、切り替えて「ほかのおいしそうなもの」を考えるようにしますよね。「好きだった人」の場合も同じです。忘れようとするのではなくて、ほかの「楽しいこと」を考える時間を物理的に増やすのです。内容は「ほかの男性」のことでもいいですし、「旅行」や「キャリア」、「趣味」のことでもいいでしょう。

実際、好きなことなんて「彼以外」にもたくさんあるもの。彼のことばかり考えるせいで忘れていた「好きなこと」を思い出せれば、彼の存在も、未練ではない「素敵な思い出」になっていくはずですよ。

■まとめ

「好きだった人」への未練が断ち切れないと、つらいですよね。しかし彼のことばかり考えていても、何かが進展するわけではなく、気持ちも滅入ってしまいます。好きだった人を完全に忘れられなくても、彼以外の「好きなこと」を少しずつ考えるようにしてみましょう。

(監修:にらさわあきこ、文:ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2017年6月8日〜6月9日
調査人数:364人(22〜34歳の女性)