着物姿で登場

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 モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンといったオスカー俳優が銀行強盗に扮した「ジーサンズ はじめての強盗」の公開を控えた6月21日、高橋英樹を迎えたトークショーが都内で行われた。

 73歳の高橋は帽子に着物という粋な出で立ちで登場。帽子については「(劇中の)モーガン・フリーマンをちょいと意識しました。帯の色も合わせまして」とこだわりを語る。

 映画では、年金支給を突然打ち切られた老人たちが、静かな余生を取り戻すべく、銀行強盗を計画するさまが描かれる。高橋は「よくできてます。脚本が素晴らしい。実にうまく我々をだましてくれます。銀行強盗のときのアリバイ工作が実に見事でした。最後にどんでん返しがあり、終わったと思ったらまたどんでん返し!」と絶賛した。

 80歳のフリーマンが最年少というトリオに対しては、「素晴らしい演技を提供しています。元気ですね。ジーサンズのパワーを見せつけられました。演技そのものは削ぎ落とされて、いるだけでその役になれる方々」とかなり刺激を受けたよう。「(自分も)まだまだ頑張っていかないと。この映画を見て、3人くらいのジーサンズが集まって城を守る話ができないかな?と思いました」と新たな企画まで浮かんだと明かした。

 芸歴56年、出演映画は97本と圧倒的なキャリアを誇るが、元気の秘けつは「クヨクヨしないこと。よく寝て、よく食べる。仕事を『嫌だな』と思ってしたことないです。今与えられていることが自分にとって最良と思って楽しんでいます」と語る。「遠山の金さん」「桃太郎侍」などの時代劇ヒーローを演じてきたが「私は正義の名の下に、これまで7万人殺してきました」とニヤリ。この日も「着物を着ると切りたくなりますね。オファーがあれば飛んでいきます」と楽しそうに語っていた。

 一方、娘でフリーアナウンサーの高橋真麻の結婚に話が及ぶと「それだけが心配」と苦笑。「彼はいるらしいけど、結婚相手なのかボーイフレンドなのか? 親にもわかりません。幸せになってくれたらそれでいい。若いころは、孫を抱っこして品川中のアメを買ってやろうと思ってましたが(笑)。明るい未来を夢見ています」と語った。

 「ジーサンズ はじめての強盗」は、6月24日から全国公開。