ハース氏(左)と握手する文大統領(青瓦台提供)=21日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日、青瓦台(大統領府)で米有力シンクタンク、外交問題評議会(CFR)のリチャード・ハース会長と会談し、来週開催予定の韓米首脳会談や、韓米同盟の発展に関して意見を交換した。

 青瓦台によると、文大統領は「韓米同盟が韓国の外交・安全保障政策の根幹であることを明確にし、今後も緊密な意思疎通と連携を基に協力を強化する」と強調した上で、「今回の会談を契機に韓米同盟の発展に対する肯定的なメッセージが米国の官民に広がるよう助言し、支援してほしい」と求めた。
 また「今回の首脳会談を通じてトランプ大統領との個人的な信頼と友情を深めようと考えており、これをベースに北の核の完全な廃棄による非核化、朝鮮半島における平和構築、北東アジアの平和と安定の確保という韓米共同の目標を推進することを期待する」と強調した。 
 文大統領の構想に対してハース氏は賛同する意向を示し、韓米両国の首脳が初の会談で友情と信頼の土台を構築し、これを基に韓米同盟が強化・発展することを期待すると応じた。
 22日に中国を訪問するハース氏は、中国側に対し、韓国に配備された米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」は北朝鮮の脅威から韓国を防衛するためのもので、中国が懸念する問題ではないという、これまでの立場を伝えると文大統領に説明したことが分かった。
 ハース氏はブッシュ(子)共和党政権時の国務省高官で、トランプ大統領が外交政策の師と仰ぐ人物だ。
 前日行われた講演会では、THAADの配備を遅らせるのは、北朝鮮に誤ったメッセージを送ることになる可能性があり、正しくないとの見解を示した。
yugiri@yna.co.kr