“クリエイティブ面での相違”を理由に降板 Photo by Ben A. Pruchnie/Getty Images for Walt Disney Studios

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 「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ映画として現在撮影中の新作映画から、メガホンをとっていたフィル・ロードとクリストファー・ミラーの監督コンビが離脱した。タイトル未定の新作は、若き日のハン・ソロが主人公で、1月末にクランクインしていた。

 米ルーカス・フィルムが6月20日(現地時間)、「スター・ウォーズ」公式サイトで発表したもの。同社のキャスリーン・ケネディ社長は、「フィル・ロードとクリストファー・ミラーは、才能豊かなフィルムメーカーで、素晴らしいキャストとクルーを束ねてきました。しかし、私たちとはこの映画に関するクリエイティブなビジョンが異なることが明白になり、袂を分かつことを決めました」と声明を発表。後任は「まもなく発表」するそうで、全米公開は2018年5月のまま延期はしないという。

 一方、ロードとミラーも同じ声明の中で、「残念ながら、私たちのビジョンと製作方法は、このプロジェクトにおけるパートナーと同じ方針ではありませんでした。私たちは“クリエイティブ面での相違”という言葉を好んでは使わないのですが、今回だけはこの決まり文句が当てはまります」と説明。さらに、「世界クラスの素晴らしいキャストとクルーたちの働きを心から誇りに思っています」と述べた。

 米バラエティでは、監督コンビがケネディをはじめ、共同脚本家で製作総指揮も兼ねるローレンス・カスダンら、ルーカス・フィルムの面々と衝突したと報じている。遊び心あふれるユーモアセンスで知られるロードとミラーは、当初からケネディと折り合いが悪かった模様。撮影現場でも、独自の撮影スタイルや、キャスト・スタッフとの交流の仕方が認められないなど、創作の自由が制限されていたたようだ。

 「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」に次ぐ実写スピンオフ映画の第2弾となる同作は、ハン・ソロ役をオールデン・エアエンライク(「ヘイル、シーザー!」)、親友ランド・カルリジアン役をドナルド・グローバー(「オデッセイ」)が演じるほか、エミリア・クラーク、ウッディ・ハレルソン、タンディ・ニュートンらが出演する。