iPhone 7 Plusキラー!低価格な最大12倍ズームやマニュアル撮影まで可能な「ZenFone Zoom S」のオトク度

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スマートフォンのカメラの弱点はズーム機能といわれてきた。
デジカメは、光学ズームにより望遠撮影しても画質が落ちないが、スマートフォンのズームはデジタル処理によるため、画質の劣化が激しい。そのうえ、ズーム比も小さく、遠くの子供やペットなどの小動物を画面いっぱいに大きく撮影することはできなかった。

そうした不満を解消したのが、デュアルカメラを搭載したiPhone 7 Plusだ。
標準と望遠の2つのカメラを搭載することで、デジタルながら10倍ズームを実現した。

とはいえ、iPhone 7Plusをはじめ、高倍率のズーム撮影ができるスマホは、まだ少なく、価格も高価だ。

そんな中、手が届く価格のズーム撮影可能な高性能SIMフリースマホ「ZenFone Zoom S」が登場した。
価格は5万4,800円(税別)で、ストレージは64GB。iPhone 7 Plus 32GB 8万5,800円(税別)よりも安価だ。

■最大12倍のズーム撮影がスマホだけで実現
「ZenFone Zoom S」最大の特徴は、最大12倍ズームに対応している点だ。

背面に
・1,200万画素の焦点距離25mmレンズ
・1,200万画素の焦点距離59mm レンズ
を搭載する。
この2つを使い、光学ズーム2.3倍、デジタルズーム最大12倍を実現している。

スマートフォンのカメラは、スナップ写真を撮って、すぐにSNSに投稿できるなど、日常使いのカメラとしては最適だ。
しかし、少し遠い場所の被写体や小動物を撮りたいとき、
「もっと大きく撮りたい」
と思うのは、筆者だけではないはずだ。

「ZenFone Zoom S」は、そんな不満を解消してくれるモデルなのだ。




「ZenFone Zoom S」の魅力は、デジタル最大12倍ズームだけでない。
「マニュアル撮影モード」の搭載も、大きな魅力のひとつだ。

・マニュアルフォーカス
・露出補正
・ISO感度
・シャッタースピード
・色温度
など、撮影シーン被写体にあわせて、手動で調節できるのだ。
たとえば、デジタル12倍ズームと組み合わせれば、スーパームーンなどの満月でも、表面の模様までクッキリと写すことだってできるだろう。
さらに、写真好きな人であれば、RAWデータの保存にも対応しているので、撮影したRAWデータをパソコンで現像して、納得のいく仕上がりの写真にすることもできる。

「ZenFone Zoom S」は、カメラ機能だけではない。
そのほかにも、
・2つの番号を同時待受けできるデュアルSIMデュアルスタンバイ
・キャリアアグリゲーション対応による高速で快適な通信のサポート
・キャリアを選ばず使えるau VoLTEへの対応
など、日常使いのスマートフォンとしても、ハイクラスの実用性を備えている。




■豆知識:ズームの違いを知っている? デジタルズーム vs 光学ズーム
光学ズームは、レンズ内にある複数のレンズを動かすことで被写体の一部を拡大する。
つまり、レンズによって拡大した被写体を通常撮影と同じ方法で記録するので、画質の劣化がすくない。

一方、
デジタルズームは、通常撮影と同じサイズ。画像の一部をデジタル処理で拡大する。
つまり、通常撮影の画像の一部を拡大するので、画質は粗くなってしまう。

ズーム倍率が同じであれば、光学ズームの方がデジタルズームに比べて画質は各段に良い。

光学ズームは、画質は良いのだが、レンズは大きくなるため、スマートフォン本体に搭載するのは難しい。
一方、
デジタルズームは、画質は落ちるが、レンズはそのままで、スマートフォン本体に搭載できる。




「ZenFone Zoom S」は、高性能ながら、iPhone 7 Plusよりも価格が低く、ズーム倍率も大きい。
スマートフォンでも高倍率なズーム撮影がしたかったユーザーには、まさに待ち焦がれたモデルといえるだろう。


ITライフハック 関口哲司