10年後、どうなっていると思う?

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ジャパンネット銀行が行った「ミレニアル世代」のお金に関する意識・実態調査の結果が、2017年6月15日発表された。

調査は、2017年4月28日〜5月9日、18〜25歳男女500名に対し行われたもの。その中で、<堅実>で<現実思考>な現代の若者像が明らかになっている。

親よりも稼げるとは思えない

「ミレニアル世代」とは、2000年以降に成人、または社会人になる世代のこと。主にアメリカで用いられている言葉で、近年は日本国内にも浸透してきている。日本国内においては、現在の高校生・大学生・新社会人といった18〜25歳の若年層をさして用いられるケースが多い。

今回の調査で、特に「ミレニアル世代」らしい結果が出ているのが、「お金の稼ぎ方」だ。「10年後、どれくらいの額の年収を稼いでいると思うか」の質問では、平均額が「430万円」。700万円以上の回答をした人は、全体の15%だった。

具体的には、

「500万円/就きたい職業の平均年収が500万円くらいだから」(20歳・女性)「400万円/これくらい昇給してほしいという希望をこめて」(22歳・男性)「300万円/頑張りしだいで、平均的な年収くらいは稼げると思うから」(21歳・男性)「250万円/業界の水準をみるとこれぐらいかなと思う」(24歳・女性) 「230万円/これ以上のお給料をもらえる仕事をしている想像がつかない」(24歳・女性)

など。さすがに230万円は極端とも思うが、業界や社会の平均をふまえて、また先輩たちを見ていると――、ということだろうか。

さらに、「あなたは親よりも生涯賃金を稼げる自信がありますか?」という質問で、「ある」と答えた人は、わずか3割台にとどまった。

では、消費に対する意識はどうだろうか。

「お金に対する意識」で当てはまるものを聞いた質問では、「買い物が大好きだ」(75%)、「お金を貯めるのは喜びだ」(74%)が2トップに。消費・貯金それぞれに対する関心がうかがえ、お金を使う時と、貯める時で、メリハリをつけたいという人が多いということだろう。

また、「買い物が大好きだ」と回答した人が75%にのぼった一方で、「たくさんお金を使うのが怖い」と回答した人も68%。ショッピング自体には関心がありつつも、大きなお金は使わないという、<堅実>なタイプが多い傾向にあると考えられる。

10年後の予想年収としては平均「430万円」となったが、その一方で「バリバリ稼ぎたい」という人も70%いた。将来の予測に対しては<現実思考>を見せつつも、本当はもっと稼ぎたいという<かくれた野心>を持ち合わせているのが、「ミレニアル世代」と言えそうだ。