6月16日(現地時間)、エリザベス女王とウィリアム王子がロンドンで発生した高層住宅の火災で被害に遭った家族や避難中の住民が滞在している災害対策本部を訪問。ウィリアム王子は避難してきた人と談笑して励ましたほか、火災現場でエレベーターに閉じ込められた夫がいまだに見つからないという女性を優しく抱きしめて慰めていたという。

ハグは、イギリス王室のメンバーにとって異例の行動。一般人が王室の人に触ることができるのは、握手のときだけ。このルールを破り、ウィリアム王子が人々を励ましていたことに驚きの声が上がっている。

この訪問に先立ち、エリザベス女王は「火災で愛する家族を失った方々、重体で病院にいる人々のために祈りを捧げます。またフィリップ王配と私は、自分の命を危険にさらして住民たちを救おうとした勇敢な消防隊員や緊急部隊の人々に敬意を表します」と声明を発表。またウィリアム王子とキャサリン妃、ヘンリー王子はこの火災で家を失った人々を助けるための基金を設立するために寄付をする予定だという。

今回の火災では政府の対策に対する批判やテレサ・メイ首相への不満の声も上がっている。首相の対応を始め、続報にも注目したい。

Photo: Getty Images Text: Yoko Nagasaka