21日、韓国・聯合ニュースによると、昨年韓国を訪れた外国人のうち、中東諸国からの旅行者の支出が最も多かったのに対し、日本人の支出が一番少なかったことが分かった。写真はソウル・明洞。

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2017年6月21日、韓国・聯合ニュースによると、昨年韓国を訪れた外国人のうち、中東諸国からの旅行者の支出が最も多かったのに対し、日本人の支出が一番少なかったことが分かった。

韓国文化観光研究院が昨年韓国を訪れた外国人1万2003人を対象にアンケートを行った結果、中東諸国からの旅行者1人当たりの支出が2593.8ドル(約28万9000円)で最も多かった。

アンケートに回答した中東諸国からの旅行者135人のうち10.8%が1人当たり1万ドル(約111万円)以上を使っており、3000〜9999ドル(約33万4000〜約111万円)を使った人の割合も32.6%に上った。単純に合計すると、同旅行者10人のうち4人が、1回の訪韓で3000ドル以上を使ったことになる。

その他、支出の多い順では中国が2059.5ドル(約22万9000円)、ロシアが1783.3ドル(約19万8000円)、シンガポールが1573.3ドル(約17万5000円)、香港が1519.6ドル(約16万9000円)となり、いずれも1000ドル(約11万円)を超えた。

一方、日本人1人当たりの支出は813.9ドル(約9万円)で調査対象国の中で唯一1000ドルを下回り最低だった。これを受け聯合ニュースは、「けち」「しみったれ」を意味する語で日本人を表現し伝えている。

日本のほか支出が少ない順では、カナダが1020.6ドル(約11万3600円)、マレーシア1032.6ドル(約11万5000円)、フランス1054.9ドル(約11万7000円)などとなった。

文化観光研究院の関係者は結果について「アラブ諸国の人の観光支出が最大なのは、整形・美容や健康、治療目的のために韓国を訪れる人が多いため」と説明している。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「日本人は韓国に頻繁に来てくれるから、1回の旅行で使うお金が少ないだけだと思う」「中東諸国は金持ちだけが海外旅行に行って、日本は庶民も海外旅行に行っているということだろう。庶民は普段こんなに大金を使わない」「お金持ちの日本人は韓国じゃなくてヨーロッパや米国に行くのかな?」など、日本人旅行者の支出が少ない理由を分析したコメントが寄せられた。

また、「せっかく来てくれた人に向かって『けち』とは何だ!」と、記事が使った韓国語の表現を批判する声も。

その他に、「日本人は好きじゃないけど、日本人のけち旅行に文句をつける必要はない。日本人の旅行パターンの方がむしろ好感が持てる」とする意見もあった。(翻訳・編集/三田)