夏の陽気に汗ばむようになりました。本格的な夏が始まるのと同時に、気になりはじめるのが足の臭い。女性のパンプスは通気性が良くないものも多くあり、ムレやすいのが悩みの種です。これから夏に向けて、足の不快感と臭いを軽減する方法を探ってみましょう。

足は臭いを発しやすい

気温が高くなると、頭や顔、脇、背中など、あらゆる場所から汗が出始めしたたり落ちてきます。汗の最も大切な役割といえば、上がった体温を下げること。汗は皮膚から蒸発する時に熱を奪うことで、体温を下げます。体には汗をかきやすい場所がいくつかありますが、汗腺の多い足の裏もその一つです。足の裏の汗の量は1日コップ1杯ほど、約200mlが分泌されます。

何時間も同じパンプスを脱ぐことなく履き続けていると、大量の汗が靴の中にとどまってしまうことに。かいた汗をそのままにしておくと、足の裏の雑菌が汗や皮脂を分解し始め、臭いの元となるイソ吉草酸を作り出します。高温多湿となりやすいパンプスの中は、雑菌が繁殖しやすいため余計に臭うようになってしまうのです。

ストレスが原因の汗で臭うことも

体温調節のための汗以外にも、不意に出る汗が、足の臭いの原因となることがあります。精神性発汗といい、ストレスや緊張が高まり、汗の分泌を管理する交感神経が刺激されることで、汗が出てしまいます。更年期障害で自律神経が乱れることにより、汗が多くなることもあります。また意外にも足が冷えやすい人は、汗をかきやすくなります。なぜなら、普段冷えがちな足に体が慣れてしまっているため、急に足が温まると、温度を下げようと体が反応してしまい、汗が分泌されてしまうからです。

パンプスの中がムレないようにするコツ

どんなに素敵なパンプスを履きこなしていても、足の臭いがあると残念なことになってしまいます。足の臭いを防ぐには、できるだけ靴の中がムレないようするなど、日頃から対策をしておくことが肝心です。パンプスは通気性の良いものを選び、極力同じパンプスを履き続けないようにし、できれば仕事場などではパンプスからサンダルに履き替えるとよいでしょう。そしてパンプスを履くときは汗を残さないために、パンプス用のソックスや足指のみのソックスを履く、または汗を吸収する中敷を入れると、臭いが軽減されます。ストッキングを履く場合は数回取り替えるようにし、履き替えるたびに足を拭いたり制汗剤を利用するのもおすすめです。もちろん臭いを発しやすいのはパンプスだけでなく、スニーカーやブーツ、素材や形によってはサンダルでも臭いを発することがありり、一年を通して臭い対策に気が抜けません。女性の身だしなみとして、足にも気を配ってみましょう。


writer:Akina