子ども動物園移転前後の位置関係

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 恩賜上野動物園は7月11日、園内西園の子ども動物園をリニューアルオープンする。新しい子ども動物園の名は「子ども動物園すてっぷ」。動物とふれあい、かわいがる気持ちを育むという理念はそのままに、学校団体向けプログラムや「学び」の機能をより充実させた施設になるという。

 新しい子ども動物園は「すてっぷ」と命名。「小さな子どもが初めて動物に出会う場、そして動物や自然について学びはじめる最初の一歩となる場」にしたいという思いが込められているという。

 子ども動物園は昭和23年(1948年)設立当初から、ウサギやモルモットといった親しみやすい小動物や家畜とふれあえる機会を提供し、命の大切さや生き物の魅力を伝えてきた。リニューアル後は現代の子どもたちに向けた「学び」の機能を充実させ、幼稚園や学校関係の体験学習にも利用できる場として整備される。

 「すてっぷ」には、3歳までの子ども専用の「はじめてルーム」、不忍池の生き物たちの生態を学べる「しのばずラボ」、小動物と直接触れあえる「わくわくベース」を設置する。

 「はじめてルーム」では、絵本や「卵のプール」で小さな子どもでも動物を身近に感じられ、「しのばずラボ」ではすぐそばの池の生き物を扱うため、部屋で学んだ子どもたちはすぐに本物を見つけに行くことができる。動物と触れ合う「わくわくベース」では、動物の体つきの工夫や命の大切さについて学ぶ体験プログラムを開催し、学校団体向けのプログラムも用意するという。

 リニューアルオープンは7月11日午前9時半。これに伴い、現在の西園の子ども動物園エリアは6月27日以降、立ち入りができない。また、6月19日より準備期間として動物たちも少しずつ移動させているため、リニューアルまでは見ることができない動物もいるという。 《リセマム 勝田綾》