第143回全英オープン、2日目。キャディーのジム・マッケイ氏(右)と言葉を交わすフィル・ミケルソン(2014年7月18日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子ゴルフでメジャー通算5勝を誇るフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)は20日、25年間連れ添い41勝をともに勝ち取ったキャディーのジム・マッケイ(Jim Mackay)氏とのコンビを解消すると発表した。

 ミケルソンは、1992年の全米オープン選手権(US Open Championship)の予選でマッケイ氏と出会った。たもとを分かつ両者はそれぞれに声明を発表している。

 47歳のミケルソンは「とてもやりがいのある、記憶に残る25年間を経て、ボーンズ(マッケイ氏の愛称)と私は選手とキャディーという関係を終えることを互いの合意の上で決断しました。私たちの決断は一度の出来事に基づいたものではありません。変化のために適切なときだと感じているだけです」と記した。

 2013年の第142回全英オープン(The 142nd Open Championship)以降タイトルを手にできていないミケルソンは、3度のマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament)に加え、全米プロゴルフ選手権(PGA Championship)でも優勝を果たしている。

 生涯グランドスラム達成を阻んでいる全米オープンは史上最多となる6度の2位に終わっており、今年は娘の高校の卒業式に出席するため大会を欠場している。

 一方マッケイ氏は、「素晴らしい25年の後、フィルと私は別々の道を進むことを合意の上で決めました。選手とキャディーの関係は、そうそう長く続くものではありません。フィルのキャリアの多くの場面の目撃者として居合わせることができたことには、これからも感謝していきます」と記した。

 ミケルソンの成功は、マッケイ氏の夢をもかなえている。

「1992年にフィルに雇われたとき、私には一つの夢がありました。ライダーカップ(The Ryder Cup)でキャディーをすることでした。昨年、フィルは11年連続でライダーカップでのラウンドをしました。最前列の席だったことは本当に最高でした。フィルの今後の活躍だけを祈ります。彼のゴルフはまだエリートレベルであり、彼が将来勝ったとき(マスターズに違いありません)、まっさきに彼のことを祝う輪の中にいることでしょう」

 今季残りはミケルソンの弟であるティム(Tim Mickelson)氏がキャディーを務めることになっている。ティム氏は今年の世界ゴルフ選手権(World Golf Championships)シーズン第2戦のメキシコ選手権(2017 Mexico Championship)で、病気のマッケイ氏に代わり1日だけキャディーを務めている。

「ボーンズとの関係性と歴史は、ゴルフをはるかにしのぐものだ」としたミケルソンは、今後もずっと「人生や友情を共有すること」を楽しみにしていると付け加えている。
【翻訳編集】AFPBB News