24時間降水量(21日午前11時)「出典:気象庁ホームページ」

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和歌山県南部では、この24時間で300ミリから400ミリの大雨に。昼過ぎにかけて低い土地の浸水や高波に、夕方まで土砂災害・河川増水に警戒が必要です。21日午後、発達した雨雲が大きく広がるのは静岡など東海地方で、この方面は夕方まで局地的に1時間50ミリ以上の非常に激しい雨の降るおそれがあります。関東甲信もそのあおりを受ける形で、夕方まで雨が強まる時間があるでしょう。梅雨入りの発表があった東北でも、今夜は太平洋側で激しい雨の降る所がありそうです。

東京都心、午前11時すぎの気温は20℃くらいですが、湿度が98%とじめじめです。部屋の模様替えなどしていなくても、空気だけ南洋風に入れ替わっているので、風呂場のカビ対策や食べ物の管理に、いよいよ本気で気を配る時季となりました。さらに、今夜は南風の影響で、都心は今の気温よりも高くなりそうです。湿気が苦手な人にとっては、たたずんでいるだけで辛い空気です。レッツドライ運転。

(気象予報士・高橋 和也)