21日、韓国のインターネット掲示板にこのほど「慰安婦についての個人的な考え」と題したスレッドが立ち、ネットユーザーの注目を集めている。写真は元慰安婦を題材としたドキュメンタリー映画「The Apology」のチラシ。

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2017年6月21日、韓国のインターネット掲示板にこのほど「慰安婦についての個人的な考え」と題したスレッドが立ち、ネットユーザーの注目を集めている。

スレッド主は、今月9日付のソウル新聞「元慰安婦ら、康京和(カン・ギョンファ)候補への支持宣言」の記事のスクリーンショット画像を掲載した。康氏は文在寅(ムン・ジェイン)大統領から外相候補に指名されていたが、脱税や論文盗作、娘の偽装転入など相次ぐ浮上した疑惑から窮地に立たされており、康氏を救うべく元慰安婦らが公に指示を表明したというものだ。その後、18日に康氏は外相に就任している。

この記事を受け、スレッド主は「(こういう記事を見たら)まるで日本による植民地時代に慰安婦だけが苦労をしていたのかと思ってしまう」と主張、慰安婦以外にも、「命懸けで戦った独立軍、全財産をつぎ込み独立運動を起こした京城(キョンソン。現在のソウル)一の富豪、日本の人体実験に強制に連れて行かれたマルタ(被験者)、日本軍の弾除けになった多くの罪のない人々、学徒兵」などを挙げ、「彼らの子孫の中には、道端で古紙を集め、政府の補助金月60万ウォン(約5万9000円)がなければ食べて行けない人もいる。また、多くの元慰安婦が(日韓慰安婦合意に基づき支払われる)補償金の受け取りに合意し、反対しているのは一部の人たちだけであるにもかかわらず、メディアはこれについて報道しない」とつづっている。

そして、最後に「元慰安婦を悪く言うわけではない」としながら、「なぜ元慰安婦が康京和の支持宣言までするのか。どんな考えがあって政治に頻繁に参加しようとするのか理解できない。慰安婦という被害者の地位を利用して政治に介入するせいで、おかしな方向に向かってしまう」と述べ、「日本に謝罪を求めるなら、元慰安婦だけではなく、植民地時代に日本が行ったすべての蛮行に対する謝罪を求めるべき」と自身の考えを明らかにした。

これに対し、他のネットユーザーからは「日本からしたら、いったい何回謝罪しろというんだ、と思うはず」「慰安婦の話はもうやめてもらいたい」「そんなふうに考えたことはなかったけど、確かにその通りだね」とスレッド主に賛同する意見が多く寄せられている。

この他にも、「反日や反米、親中、親北のためには感情に訴える必要がある。まさに慰安婦がいい例。今後も似たようなことが続くだろう」「理性より感情が前に出てしまう韓国では仕方のないこと」と指摘する声もあちこちでみられた。(翻訳・編集/松村)