からだエイジング : 男性も体毛処理はもはや「当たり前」になってきた

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今、一番男性美容でホットな話題、それは「体毛処理」。振り返ってみると、古くは加山雄三さんが若大将シリーズで映画に出演されていた頃、胸毛はセクシーという評価を受けていました。すね毛やうで毛を気にする男性も、そして女性もあまりいませんでした。「男は体毛があるもの」という認識ですね。

そしてその後、しょうゆ顔ブームでトゥーマッチな男性らしさはあまり求められなくなり、体毛は暑苦しいとの評価に。さらにその流れが加速して、塩顔ブームやノームコアなどあっさりとしたファッションのトレンドともに、体毛は好まれなくなってきています。

個人的見解は「体毛は個性」なので、あまり気にしすぎるのもよくないと思っています。ただし、世の中の全般がそうであれば、不必要な摩擦を避け、自分としても心理的な負い目を感じないように対処するのも有効だと思っています。

 

体毛処理すると足長に見える!?

最近のとある調査では、すね毛の処理をすると「足が長く見える」「おしゃれに見える」という結果も出ています。すね毛が長く、密集しているよりも、ある程度、長さを揃えておいた方がスッキリと見えるということ。これは眉毛を手入れすると、スッキリするということと同じ効果でしょう。だとすれば、水着やショートパンツですねを露出する機会が増えるこれからの季節、脱毛まではいかなくても、トリマーで短めにカットするのはひとつの手段です。また、毛の色が黒い場合は脱色して明るくし、肌とのコントラストを減らすのも効果があります。

 

体毛コントロールで「ニオイ」ケアを

そして、2つ目はデオドラントに繋がるということ。もともと毛髪をはじめとして、毛にはニオイを溜め込むという性質があります。焼肉を食べた帰りに髪にニオイが移って困っている女性をよく見かけますよね。体毛も例外ではなく、やはり密集しているところはニオイを溜め込みやすいのです。

ニオイが強く出る頭部、脇、股間などに毛が密集しているのも事実。それがフェロモンとも関係して性的な魅力に繋がっているという説もあります。しかし「スメルハラスメント」が一般的な認識となっている現代では、異質なニオイを振りまくことは社会的に迷惑行為ともとられかねません。そこで、体毛を処理してニオイを軽減するのは、非常に有効な手段といえましょう。

脇に制汗剤を塗っても毛が長いと薬液が肌に届きにくいですが、短ければその分密着してパフォーマンスが向上します。そう考えると、特定の部位はたとえ見えない部分であっても体毛処理をするメリットは十分にあるのです。

特にアンダーヘアは蒸れに繋がるので、男性も女性も意識をした方がよいでしょう。外国、特に欧米の方とつき合っている日本人の間で話題にあがるのが、実はこのアンダーヘア問題だったりします。というのも、胸毛でセクシーさをアピールしている男性でもアンダーヘアはしっかり処理をしているというのが彼らのスタンダード。ヨーロッパで取材した時に実感しました。

「日本人の女性(男性)は見た目はすごくキレイなのに、アソコはワイルド過ぎる」とカルチャーショックを受ける外国人も少なくないとか。でも、そんなことで嫌われてしまってはもったいないわけです。近頃の女性は敏感にそのことを理解しており、ブラジリアンワックスや永久脱毛を施す人も増えてきています。

僕も拙著の中でアンダーヘアケアの重要性を訴えてきましたが、男性はまだまだといった状況でした。しかし、今年になってその流れも変わってきたようで、ボディ用のグルーマーにVIOのケアもしやすい機能が搭載されたギアが発売されました。これを機に男性の事情も変化するのではないか、と思っています。実際、ケアすると蒸れがなくなり、非常に快適なんです。

先ほど、体毛処理をすると「清潔感」がでるとお話ししました。ただし、それは「清潔」とはまた別問題です。よく同じと考えられますが、いくら体毛を短くしても肌自体を清潔にしていなければ、NG。短毛で一見、清潔感があってもクサイなんてこともあるのです。あまり神経質になる必要はありませんが、全体的なバランスを考えて自分に最適な体毛処理を施してください。