「東京フレンドパーク2017」7月ドラマ大集合、50代ホンジャマカまだまだ現役

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2011年3月の終了後、今年1月に特番として復活した『関口宏の東京フレンドパーク』。1月ドラマの俳優陣(『A LIFE』の木村拓哉や『カルテット』の4人!)が、「ウォールクラッシュ」などに挑戦する華々しさもさることながら、「過去にダーツを外した芸能人の名前」のシール位置までも忠実に再現するこだわりよう。6年のブランクを全く感じさせない「営業」だった。

(※参考記事:東京フレンドパーク「ウォールクラッシュ」体験ハリキリちゃん。こんな僕でも壁にくっつくの凄い

あれから半年。夏の特番として再び東京フレンドパークが「開園」!
先日都内で『関口宏の東京フレンドパーク2017 7月ドラマ大集合SP』(TBS系列)の収録が行われ、終了後に関口宏、渡辺正行、ホンジャマカ(恵俊彰、石塚英彦)の皆さんに話を聞きました。


関口さんのホイッスルの音が前回より大きい


今回は7月スタートの新ドラマ、『ごめん、愛してる』『カンナさーん!』『ハロー張りネズミ』から各4人が来園。アトラクションは前回より2つ増えて全部で7つ。3時間スペシャルという大ボリュームである。

石塚:レギュラー回でもたぶん最高で2時間スペシャルだった気がするんです。今回3時間ということで、たぶん予算もあったのか、我々の控え室におにぎりやバナナが珍しく……(笑)
関口:まぁこういう番組ですから、ハプニングが起こるんで。今日もね、面白いハプニングが何カ所か出たんじゃないかな。楽しく出来たんじゃないかなと思っております。
恵:前回のスペシャルより関口さんの判定が厳しかったですよね?
石塚:ホイッスルの音が大きかったですよ。
恵:「ダメよ!」って感じの。
石塚:ぶれてない感じの「ピッ!」っていう。やっぱり自信の現れなのかと。
渡辺:でもなんか前回より楽しくできたかなって感じがしますね。
恵:すっごい楽しそうでしたよね〜
渡辺:もちろん各チームの競い合いってのは全体の縦構成なんだけども、それよりも各ゲームを各自が楽しんでやってた感があって。そういうのが面白いなぁと思いました。

毎回、各アトラクションの冒頭では「従業員」による説明&デモンステーションがある。今回の特番では、なんと初めてホンジャマカが全アトラクションの説明を担当した。

恵:あれは……なんでしたっけ?ゴロゴロゴロゴロするやつ……。
石塚:ネヴァーワイプアウト。
恵:そうそうそれだ。
渡辺:あなたも関口さんみたいになってるじゃない(笑)
恵:あれのゲーム説明って、今までホンジャマカはやったことないもんね。今回全部ゲーム説明やったんですけど、こんなに難しかったんだと思いましたね。
渡辺:ホンジャマカのデモは全部すごかったよね。
関口:(ネヴァーワイプアウトも)入りそうになったもんな。
恵:ま、なにより、放送されるかどうかわかりませんからね……(笑)

デリソバに愚痴って怒られる


今年1月に復活した5つのアトラクションは今回も登場(「ウォールクラッシュ」「フラッシュザウルス」「ネヴァーワイプアウト」「クイズ!ボディ&ブレイン」「ハイパーホッケー」)。
これらに加え、2人乗りバイクで蕎麦を届ける「デリソバ」と、リズムに合わせて光るパッドを叩く「フール・オン・ザ・ヒル」が今回新たに復活。もちろん、ホンジャマカはこの2つもデモで挑戦済みである。

恵:デリソバはなんか、グレードアップしてたんですっけ?デリソバ……エクストリーム?
石塚:そうそう。前回は高速と峠を選ぶとか、そういう分岐なんか無かったもん。
恵:ただ、スタッフの読みよりも蕎麦が跳ねるよね(笑) ステージから降りて蕎麦を拾ってまた上がるの大変でしたよ。52歳と55歳の我々にはツラかったぁ〜。あれってレギュラーの時からあんな感じでしたっけ?
関口:あれだよ。
恵:あのステージもあぁだったんですか?
関口:おぅそうだよ。
石塚:で、よく下に蕎麦落っこちたりしてたし。
渡辺:あれ僕らもやりましたもんね。
関口:やったやった。やったよ。50歳くらいのとき。
恵:なんで俺が急に怒られてるのかわかんないんですけど!

実は関口宏&渡辺正行はゲストとして東京フレンドパークに来園したことがある(『ムーブ!関口宏の東京フレンドパーク』時代の最終回)。1993年9月のことなので、関口宏50歳、渡辺正行37歳の時だ。今や全員が50歳オーバー。支配人に至っては73歳である。

渡辺:「フール・オン・ザ・ヒル」も僕はすごく好きだったゲームで、復活して良かったなぁと思いました。挑戦する方のちょっとしたセンスとか、こんな感覚持ってるんだってのが見えてきて、面白いゲームだなって。
関口:あれも石ちゃんのデモがすごかったんだよ。俺なんかまるでわからん……なんなんだこれ?って
渡辺:音楽やってたじゃないですか〜。作詞家だったじゃないですか。
関口:錆びちゃったよもう(笑)

「関口さん編成権持ってると思う」


東京フレンドパークといえば、ホンジャマカが最後に立ちはだかる『ハイパーホッケー』も見どころ。今回のホッケーの感想を聞いてみると、オフェンスを担当する恵さんは「いやぁ……今日俺キレてましたね(笑)」とまだまだ現役をアピール。

恵:細いとこ2回入れたんですけど、個人的には相当……まだイケるなって思いました。
渡辺:よくピンポイントにパーン!って狙えるよね。
恵:でも全然やってないんですよ。だってあの台、無いですもん。
渡辺:練習できないんだ(笑)
恵:一家に一台とか難しいですからね。

一方、ホッケーではディフェンスを担当する石塚さんは……

石塚:スタッフは僕が55歳ってことに気がついてないと思いますよ(笑)今日の着ぐるみがまたハードで……久しぶりの僕に対して、ちょっときつめな着ぐるみでしたね……。

石塚さんは登場シーンもちょっとした「アクションもの」になっていました。どんな着ぐるみなのかは放送をお楽しみに。

さて、こうなると気が早いながら第3弾も期待してしまいますが……。

関口:えぇ、それはもうTBSさんに聞いていただいて(笑) また忘れたころにやりますから。
恵:たぶん、関口さんが編成権持ってると思う。
関口:持ってないよ! なにを言ってるの(笑)
渡辺:関口さんが「復活!」って一言言えば(笑)
恵:そのうちにあるんじゃないですかね。
渡辺:たまにこうやって会うと楽しいですしね。

熟練のチームワークが生み出す安定の面白さ。『関口宏の東京フレンドパーク2017 7月ドラマ大集合SP』はTBS系列で7月3日(月)夜7時から放送です。

【出場チーム】
『ごめん、愛してる』:長瀬智也、吉岡里帆、坂口健太郎、大竹しのぶ
『カンナさーん!』:渡辺直美、要潤、工藤阿須加、斉藤由貴
『ハロー張りネズミ』:瑛太、深田恭子、森田剛、ロッチ中岡

(井上マサキ)