中国の通販大手・京東は1998年6月18日の成立日を記念するため、毎年6月18日をセールデーとして大いに祝う。

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中国の通販大手・京東は1998年6月18日の成立日を記念するため、毎年6月18日をセールデーとして大いに祝う。今年は「京東618国民ショッピングフェスティバル」を開催した他、配達に無人配達車を採用した。北京で在学中の大学生が最初の体験者となった。今日頭条が18日付で伝えた。

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これは世界初の無人配達車を用いた配送だと言われている。今回は中国人民大学をはじめ、清華大学と浙江大学、長安大学で実施。18日朝、中国人民大学のキャンパスには無人配達車を見に来る人が数百人もいた。京東のスタッフは現場で無人配達車の稼動原理や京東物流ビッグデータに基づく京東のスマート物流計画を記者に紹介した。

このほど、京東X事業部の肖軍総裁は取材に対し、「京東の無人配達車は都市のオフィスビルや住宅団地のコンビニなどのような注文が集中するところにまとめた配達ができ、効率を大幅に高められるようになった」と述べた。この配達車は小さい体積で、長さ1メートル、幅0.8メートル、高さ0.6メートル。大小異なる車室を六つ持っている。GPSによって自動運転ができる。

無人配達車は配達ステーションで商品を載せた後に、目的地の場所に応じて最も短いコースを探したり、渋滞道路を避けるなどして最適な走行コースを選ぶことができる。走行中、人やペットや車両などを避けて走行することができ、また信号を識別して運転することができるのだ。

自動運転して目的地に到着した後、京東の無人配達車は「京東商城」のアプリや携帯メールなどを通して消費者に知らせる。消費者は引き取りコードを無人車に入力して倉庫を開き、自分の小包を受け取る。

無人配達車には360度回転ができるレーダーが付けられている。それは様々な障害物を避けることができる「秘密兵器」だという。

すでに2016年9月1日に、京東は自主研究、開発した無人配達車が道路走行試験段階に入ったことを宣言し、2017年には大規模な運用が期待できることを明らかにした。今回の京東の「618セール」(6月1日〜18日までのセールイベント)を見てみると、京東の無人配達車はすでに正式に運用開始されたと言える。

京東の無人配達車には多くの先端技術が採用されている。一つ目は、レーダーとセンサーで走行の安全を保障できるということ。無人配達車には多くのセンサーとレーダーが付けられ、視差図を作成することで三次元環境を築き、障害物の大きさと距離を検査して無人配達車を安全にコントロールすることができる。

二つ目は、道路標識や信号をスマートに識別でき、交通ルールを厳格に守れるということ。無人配達車はディープラーニングを通して、道路標識や車道を識別できるので、どんな天候や明るさでも交通ルールを守ることができるのだ。

三つ目は、自ら位置を記録し地図を作成するなど、道を探す機能が先進的だということ。無人配達車は自主的に位置を記録したり地図を作ったりすることができ、道を探すことにおいては、大部分の人間よりも優れているという。

四つ目は、センチメートル単位までナビが正確だということ。正確性が高いデータとGNSS(全球測位衛星システム)に基づき、走行コースをセンチ単位で正確にナビゲーションできるのだ。

京東は無人配達車を利用した配達のほか、大型貨物の無人配達車分野でも絶え間なく実験を行っている。技術の進歩で全面的に運営の効率を高めることを望んでいると肖軍氏は語った。(提供/環球網・編集/インナ、黄テイ)